おおはんごんそう (大反魂草) 

学名  Rudbeckia laciniata
日本名  オオハンゴンソウ
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  ハナガサギク、キヌガサギク(衣笠菊)、ヤエザキハンゴンソウ 
漢名  金光菊(キンコウキク,jīnguāngjú)
科名(漢名)  菊(キク,jú)科
  漢語別名  
英名  Cutleaf coneflower
2023/08/02 諏訪市豊田 

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2009/08/23 岐阜県大野郡白川村

2005/08/09 向島百花園

 オオハンゴンソウ属 Rudbeckia (金光菊 jīnguāngjú 屬)には、北アメリカに約20種がある。
      incl. Dracopis

  ダキバハンゴンソウ R. amplexicaulis(抱莖金光菊)
  トウゴウギク R. fulgida(全緣金光菊)
  R. hirta
    var. hirta(黑心金光菊)
    アラゲハンゴンソウ
(テンニンギクモドキ) var. pulcherrima(var.sericea, var.bicolor,
         R.serotina, R.bicolor;二色金光菊)
  オオハンゴンソウ
(キヌガサギク) R. laciniata(金光菊)
    ハナガサギク
(ヤエザキハンゴンソウ) 'Hortensis' (重瓣金光菊) 八重咲品
  オオバナハンゴンソウ R. maxima
  R. nitida
  R. speciosa(齒葉金光菊・美麗金光菊)
  ミツバオオハンゴンソウ R. triloba 
   
 キク科 Asteraceae(菊 jú 科)の植物については、キク科を見よ。  
 和名は、ハンゴンソウに似て頭花が大きいことから。
 属名は、スウェーデンのウプサラ大学教授ルドベック父子を記念して。命名者は、後任のリンネ。
 北アメリカ原産。
 日本には、明治中期に園芸植物として渡来。逸出したものが1955年に確認され、今は全国に帰化、北海道・福島県・長野県・岐阜県で大群落がみられる、という。
 日光国立公園の戦場ヶ原・十和田八幡平国立公園就中奥入瀬渓流など、各地で在来の生態系に関わる被害が指摘されている。そのため外来生物法
(2005)により「特定外来生物」に指定され、一般の栽培は禁止、必要な場合は防除、とされている。
 また、すべてのオオハンゴンソウ属 Rudbeckia の植物は、同法により、外国から輸入する場合「種類名証明書の添付が必要な生物」とされている。
 

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