きんこうぼく (金厚朴)

学名  Magnolia champaca (Michelia champaca)
日本名  キンコウボク
科名(日本名)  モクレン科
  日本語別名  
漢名  黃蘭(コウラン,huánglán)、黃緬桂(コウメンケイ,huángmiănguì)
科名(漢名)  木蘭(ボクラン,mùlán)科
  漢語別名  詹蔔・瞻蔔(センブク,zhānbo)、栴簸迦、白蘭花、金厚朴
英名  Champak
2011/08/28 富山県中央植物園 (温室)

2007/05/22 小石川植物園 (温室)
『雲南の植物Ⅲ』39・『中国本草図録』Ⅱ0570参照。

 モクレン属 Magnolia(木蘭 mùlán 屬)の植物については、モクレン属を見よ。
 サンスクリット名をチャンパカ campaka という。
 これを仏典に詹蔔・瞻蔔・瞻博・瞻婆・瞻波(以上、センブク・センバク・センバ,いずれもzhānbo)・瞻博迦(センバクカ,zhanbojia)などと音写し、黃色花・金色花と意訳する。
 種小名はサンスクリット名に基づく。
 雲南・チベット・インド・インドシナ・マレシア・小スンダ列島に分布。臺灣・福建・兩廣では栽培。
 夏に開く黄色の花に、バニラに似た強い芳香がある。
 挿頭して祭祀に用い、また香油・香水に用いる。


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