きばなばらもんじん (黄花婆羅門参)

学名  Tragopogon pratensis
日本名  キバナバラモンジン
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  バラモンギク、キバナムギナデシコ、キバナザキバラモンジン
漢名  草地婆羅門參(ソウチハラモンシン,caodipoluomenshen)
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  
英名  
2008/04/17 薬用植物園
2007/06/20 薬用植物園

 キバナバラモンジンという名は、フタナミソウ屬 Scorzonera(鴉葱屬)キクゴボウ S. hispanica の別名でもある。
 バラモンジン属 Tragopogon(婆羅門參屬)は、次のようなものがある。
   T. elongatus(長莖婆羅門參)
   T. orientalis(東方婆羅門參) 『中国本草図録』\/4384
   バラモンジン
(ムギナデシコ・セイヨウゴボウ) T. porrifolius(蒜葉婆羅門參;
      E.Salsify, Oyster plant, Oyster root, Vegetable oyster)
      
 ヨーロッパ原産、花は淡紫色。根(径5cm,長30cm)を食用、牡蠣(かき)のような風味がある。
   キバナバラモンジン(バラモンギク・キバナムギナデシコ・キバナザキバラモンジン) T. pratensis
      (草地婆羅門參)
 ヨーロッパ原産

 日本には、バラモンジン・キバナバラモンジンが帰化している。
 キク科 Compositae(菊科)の植物については、キク科を見よ。
 婆羅門(ハラモン,poluomen・ばらもん)は、サンスクリット語のブラーマン brahman の音写。ヒンドゥー社会における司祭。
 漢語の參は、根を薬用にするオタネニンジン。バラモンジンの牛蒡に似た根を食用にすることから。
 婆羅門參の語は、李時珍『本草綱目
』(ca.1596)仙茅(キンバイザサ)の項に初見。初め西域の婆羅門が方を玄宗に献じたことから、とある。 
 バラモンジンをムギナデシコと呼ぶのは、嘉永(1848-1854)年間頃から。
 バラモンジンの名は、『新訂草木図説』
(1875)に初見。したがって、漢名の婆羅門參は日本語からの逆輸入であろう。
 属名は「雄山羊のあご髭」、冠毛の様子から。
 ヨーロッパ・西アジア原産。
 日本には、1877年ころ食用または観賞用に渡来。のち逸出し、1911年までには帰化。
 バラモンジンと同様に、根を食用にする。

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