いぬはっか (犬薄荷)

学名  Nepeta cataria
日本名  イヌハッカ
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  チクマハッカ
漢名  荊芥(ケイカイ,jimgjie,けいがい)
科名(漢名)  唇形(シンケイ,chunxing)科
  漢語別名  心葉荊芥、假荊芥・小荊芥、山藿香、假蘇、薄荷、香薷、薄荷、樟腦草
英名  Catnip, Catmint
2007/08/13 薬用植物園


 イヌハッカ属(ミソガワソウ属) Nepeta (荊芥屬)には、次のようなものがある。
   N. angustifolia (藏荊芥)
 『中国本草図録』Ⅴ/2291
   N. atro-viridis (黑綠荊芥)
   イヌハッカ
(チクマハッカ) N. cataria (荊芥・心葉荊芥・白花荊芥・假荊芥)
   N. coerulescens (藍花荊芥)
   N, densiflora (密花荊芥)
   N. dentata (齒葉荊芥)
   N. everardii (浙荊芥)
   N. fedtschenkoi (南疆荊芥)
   N. floccosa (卷叢毛荊芥)
   N. fordii (心葉荊芥)
   N. glutinosa (腺荊芥)
   N. japonica → ケイガイ Schizonepeta tenuifolia(裂葉荊芥)
     
japonica というが日本には無い。漢方薬の荊芥はこれ。
   N. kokamirika (絹毛荊芥)
   N. kokanica (絨毛荊芥)
   N. laevigata (穗花荊芥)
 『中国本草図録』Ⅷ/3784
   N. longibracteata (長苞荊芥)
   N. membranifolia (膜葉荊芥)
   N. micrantha (小花荊芥)
   N. pannonica (直齒荊芥)
   N. pratti (康滇荊芥・野藿香)
   N. pungens (刺尖荊芥)
   N. sessilis (無柄荊芥)
   N. sibirica (大花荊芥)
   N. souliei (狹葉荊芥)
   N. stewartiana (多花荊芥) 
『雲南の植物Ⅰ』251
   ミソガワソウ N. subsessilis(var.yesoensis, N.yesoensis)
   N. sungpanensis (松潘荊芥)
   N. supina (平臥荊芥)
   N. tenuiflora (細花荊芥)
   N. ucranica (尖齒荊芥)
   N. veitchii (川西荊芥)
   N. wilsonii (圓齒荊芥) 『中国本草図録』Ⅷ/3785
   N. yanthina (淡紫荊芥) 
 シソ科 LABIATAE(LAMIACEAE;唇形科)については、シソ科を見よ。
 漢名に並ぶ名のうち、それぞれ荊芥についてはケイガイを、薄荷はハッカを、香薷はナギナタコウジュを 参照せよ。
 種小名・英名は、いずれもネコ(猫)が好むことから。
 ヨーロッパ原産。アジア・アメリカに帰化。
 中国では、かつて薬用に栽培。現在は新疆・甘肅・陝西・山西・河南・山東・湖北・貴州・四川・雲南・西藏に分布。
 日本では、1912に長野県でチクマハッカとして記録され、1960頃から本州中部地方以東で散発的に見出されている。
 中国では、全草を薬用にする。ただし、漢方薬としての真正な荊芥はケイガイ Schizonepeta tenuifolia(Nepeta japonica;裂葉荊芥・荊芥)のもの。イヌハッカ Nepete cataria は 假荊芥・心葉荊芥と呼ぶ。
 欧米では、キャットニップ・キャットミントと呼び、ハーブとする。



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