はなずおう (花蘇芳) 

学名  Cercis chinensis
日本名  ハナズオウ 
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  
漢名  紫荊(シケイ,zijing) 
科名(漢名)  豆(トウ,dou)科
  漢語別名  紫珠(zizhu)、裸枝樹(luozhishu)、籮筐樹(ラキョウジュ,luokuangshu)
英名  Chinese redbud, Chinese Judas tree
2005/04/21 跡見学園女子大学新座キャンパス(以下、同)

 
2004/05/11 2004/06/14
2004/11/05 2008/11/19


 ハナズオウ属 Cercis(紫荊屬)には、約6種がある。
   アメリカハナズオウ C. canadensis
   ハナズオウ C. chienesis(紫荊・紫珠・裸枝樹)
     シロバナハナズオウ f. leucantha
   C. chingii(黄山紫荊)
   C. glabra(湖北紫荊)
   C. racemosa(垂絲紫荊・馬藤)
 『雲南の植物Ⅱ』126
   セイヨウハナズオウ C. siliquastrum(E.Judas tree)
       
ユダはこの木に首をつって自殺したという 
 マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。
 そのジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae(雲實亞科)乃至ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae(雲實科)については、ジャケツイバラ亜科を見よ。
 和名ハナスオウは、花の色が蘇芳染めの色に近いことから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)32に、紫荊は「スハウバナ ハナズハウ讃州 ハナムラサキ越後」と。
 漢語の蘇芳(ソホウ,sufang)は、スオウ Caesalpinia sappan(蘇芳)に対するマレーシア語名セパン sepang の音写。
 スオウの英名 Sappanwood、学名の種小名 sappan も同様。
 英名 Judas tree は、「ユダの木」。イェス・キリストを裏切り、後悔したユダ Judah が首を吊って自殺したのがセイヨウハナズオウ C. siliquastrum であったことから。
 中国原産、日本には宝永(1704-1711)年間に入る。
 広く花を観賞するために栽培する。
 スオウは、インド・マレー半島原産のマメ科の高木。心材に赤色色素ブラジリンを含み、蘇芳木と呼んで染料・薬用にする。スオウ染色は媒染剤により、赤から紫色まで発色が異なる。日本には、飛鳥時代に中国から入り、近世には明礬で媒染する偽紫が広く行われた。
 中国では、樹皮を紫荊皮と呼び、薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「山椒(さんせう)るひ」に、「■{木偏に穌}(すわう) 花色くれない、むらさきのやうニて、こまかなり。木にひしともミつけて咲也。花ゆへニすわうの名ヲ得たり。木ニハ色もなくたきゞの外ハ専なし」と。

シロバナハナズオウ
f. leucantha  2005/04/24 野草園


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