ぎんようあかしあ (銀葉アカシア) 

学名  Acacia baileyana
日本名  ギンヨウアカシア
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  ギンバアカシア、ハナアカシア、ミモザ
漢名  貝利氏相思(バイリシソウシ,bèilìshì xiāngsī)
科名(漢名)  豆(トウ,dòu)科
  漢語別名  灰葉相思樹 
英名  Cootramundra wattle
 2023/03/07 埼玉県花と緑の振興センター
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2007/03/07 跡見学園女子大学新座キャンパス
2009/06/26 同上
2004/08/07 同上

 アカシアは、マメ科アカシア属 Acacia(相思樹 xiāngsīshù 屬)の総称。
 日本で俗にアカシアと称するものはハリエンジュ、別名ニセアカシア
 アカシア属 Acacia(相思樹 xiāngsīshù 屬)には、東南アジア・オーストラリアの熱帯・亜熱帯を中心に約1100種がある。

  ハリアカシア A. armata
  ギンヨウアカシア A. baileyana(貝利氏相思)
  ソウシジュ
(タイワンアカシア) A. confusa(臺灣相思・相思樹・香絲樹・洋桂花)
         
 フィリピン原産。『中国本草図録』Ⅰ/0111
  A. cornigera メキシコ乃至コスタリカ産。中空のとげの内部にアリが巣を作る
  サンカクアカシア A. cultriformis
 濠洲東部原産
  A. cyanophylla(澳洲金合歡)
  フサアカシア(ハナアカシア・ミモザ) A. dealbata(A.decurrens var.mollis, A.decurrens
         var.dealbata;銀荊・魚骨槐・魚骨松;E.Mimosa) 
濠洲・タスマニア島産。
         フランスでは切花・香水に用い、ミモザ祭りに用いる。  
  ミモサアカシア A. decurrens(綫葉金合歡・綠荊)
  A. drepanolobium
アフリカ産。とげにアリが虫瘤(巣)を作る
  A. floribunda(多花相思樹)
  ツルアカシア A. intsia(印度相思樹・臭皂藤・藤相思樹)
インド・マレー産
  ナガバアカシア A. longifolia
濠洲・タスマニア島産
  モリシマアカシア A. mearnsii(A.mollissima auct. non Willd.;黑荊・黑兒茶)
         濠洲・タスマニア島産
  メラノキシロンアカシア A. melanoxylon
  ヤナギバアカシア A. neriifolia
  ムクゲアカシア A. podalyriifolia
  ゴールデンワットル A. pycnantha(E.Golden wattle)
オーストラリアの国花
  スギバアカシア A. verticillata タスマニア島原産
    
 マメ科 Leguminosae(Fabaceae;豆 dòu 科・荳科)については、マメ科を見よ。
 和名のギンヨウは、葉が銀白色を呈することから。 
 日本では、しばしばアカシアの仲間をミモザと呼ぶ。フランスで栽培するフサアカシア A.decurrens(英名は Silver wattle)を、イギリスでミモザ mimosa と呼ぶことから、日本でアカシア属の植物一般にまで敷衍したもの。
 ただし、植物学上の Mimosa は、オジギソウ
 属名 acacia は、ギリシア語 akis(尖ったもの)に由来、鋭いとげをもつものが多いことから。
 オーストラリア原産。
 日本では、本州
(関東地方以西の沿海部)・四国・九州で植栽する。
 


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