げんじん (玄参) 

学名  Scrophularia ningpoensis
日本名  ゲンジン
科名(日本名)  ゴマノハグサ科
  日本語別名  
漢名  玄參(ゲンシン,xuánshēn,げんじん)
科名(漢名)  玄參(ゲンシン,xuánshēn)科
  漢語別名  浙玄參(セツゲンシン,zhexuanshen)
英名  
2011/08/27 富山県薬用植物指導センター 

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2016/09/10 薬用植物園 

 ゴマノハグサ属 Scrophularia(玄參 xuánshēn 屬)については、ゴマノハグサ属を見よ。
 (参,シン,shēn)の字義は、オタネニンジンの訓を見よ。
 李時珍『本草綱目』玄参の釈名に、「弘景曰く、〈其の莖、微かに人參に似る。故に參の名を得たり〉と」と。
 『本草和名』及び『倭名類聚抄』玄參に、「和名於之久佐」と。
 『延喜式』玄参に、「オシクサ」と
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』に、「ヲシクサ
延喜式 ゴマグサ ゴマノハグサ」と。
 岩崎灌園『本草圖譜』(1828)に、「玄參(ゲンジン) ごまくさ」と。
 陝西・華東・兩湖・廣東・貴州・四川に分布、また浙江省で大量に栽培。
 日本では、薬用に栽培する。
 中国では、根を玄參(ゲンシン,xuánshēn,げんじん)・浙玄參(セツゲンシン,zhèxuánshēn)と呼び薬用にする。また、北方ではゴマノハグサ Scrophularia buergeriana(北玄參)の根を、雲南では S. spicata(穗花玄參)の根を、同様に用いる。『中薬志Ⅰ』pp.122-125 『(修訂)中葯志 』I/350-354 『全國中草藥匯編 上』pp.221-222 

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