えぞのぎしぎし (蝦夷のぎしぎし)
学名 |
Rumex obtusifolius |
日本名 |
エゾノギシギシ |
科名(日本名) |
タデ科 |
日本語別名 |
ヒロハギシギシ |
漢名 |
鈍葉酸模(ドンヨウサンボ,dùnyè suānmó) |
科名(漢名) |
蓼(リョウ,liăo)科 |
漢語別名 |
金不換 |
英名 |
Broadleaf(Broadleaved) dock, Bitter dock |
2006/06/05 新座市大和田 |
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辨 |
ギシギシ属 Rumex(酸模 suānmó 屬)については、ギシギシ属を見よ。 |
訓 |
和名は、北海道に帰化したものに命名されたところから。 |
説 |
北西アフリカ・ヨーロッパからシベリア・イランに分布。広く世界の温帯に帰化。
原産地では変異が大きいが、日本に帰化したものは subsp. obtusifolius(subsp.afrestis)。ヨーロッパ(スウェーデン・デンマーク・英国・中欧・西欧・イタリア・イベリア)・北西アフリカ原産。 |
誌 |
中国では、本種及び次のような近縁植物の根茎・根を土大黃(ドタイコウ,tŭdàihuáng)と呼び薬用にする。『(修訂)中葯志 』I/36-39
〇Rumex chalepensis(網果酸模・紅絲酸模・土大黃)
ナガバギシギシ Rumex crispus (R.crispus subsp.fauriei;皺葉酸模・羊蹄葉)
ギシギシ Rumex japonicus(R.crispus subsp.japonicus;羊蹄)
キブネダイオウ Rumex nepalensis(牛耳大黃)
〇エゾノギシギシ(ヒロハギシギシ) Rumex obtusifolius(Rumex madaio auct. non Mak.,
Rumex daiwoo auct. non Mak.;鈍葉酸模・金不換)
『中葯志』I/49,『全國中草藥匯編』上37,『中藥大辭典』0143 は
マダイオウ Rumex madaio とする
マンシュウギシギシ Rumex patientia (巴天酸模)
カラダイオウ Rheum rhabarbarum(R.undulatum, R.franzenbachii;
波葉大黃・河北大黃・華北大黃・山大黃)
なお、大黃(タイコウ,dàihuáng,だいおう)については、カラダイオウの誌を見よ。
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