辨 |
ルリソウ属 Nihon(山琉璃草 shānliúlícăo 屬)には、日本に4-5種がある。
アキノハイルリソウ N. akiensis(Omphalodes akiensis) 広島・鳥取産 絶滅危惧IA
ヤマルリソウ N. japonicum(Omphalodes japonica)
ルリソウ N. krameri(Omphalodes krameri) 北海道・本州中部以北産
白花品を玻璃草(ハリソウ)という(牧野日本植物圖鑑)
エチゴルリソウ N. laevispermum(Omphalodes laevisperma, O.krameri
var.lavisperma) 福島・山形・新潟・福井産
ハイルリソウ N. proliferum(Omphalodes prolifera)
愛知県産 絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020)
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ムラサキ科 Boraginaceae(紫草 zĭcăo 科)については、ムラサキ科を見よ。 |
訓 |
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説 |
本州(福島石川以南)・四国・九州に分布。
埼玉県では準絶滅危惧(NT)。 |
誌 |
ルリソウは、江戸時代初期から観賞用に栽培していた。
『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「るり草 初中。花るり色、小りん」と。また、「和名瑠璃草ハ花色ニ基ク、白花品ヲ玻璃草(はりさう)ト云フ」(『牧野日本植物図鑑』)と。 |