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学名 |
Parnassia palustris var. palustris (P.palustris var.multiseta) |
日本名 |
ウメバチソウ |
科名(日本名) |
ニシキギ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
梅花草(バイカソウ, méihuācăo) |
科名(漢名) |
衞矛(エイボウ,wèimáo)科 |
漢語別名 |
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英名 |
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2010/08/26 長野県志賀高原
信州大学教育学部附属志賀自然教育園 |
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2012/08/12
長野県 木曾駒ケ岳千畳敷カール |
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2023/09/19 長野県入笠山 |
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ウメバチソウ属 Parnassia(梅花草 méihuācăo 屬)には、北半球の温帯乃至極地に約70種がある。
ヒメウメバチソウ(タカネウメバチソウ) P. alpicola 本州中部産
P. brevistyla(短柱梅花草)
P. crassifolia(鷄心草・鷄心梅花草) 四川・雲南産
P. delevayi(突隔梅花草) 河南・陝甘・兩湖・四川・雲南産 『雲南の植物』117
P. foliosa
シラヒゲソウ var. foliosa(白耳菜・白折耳根・白鬚草)
安徽・江西・浙江・福建・湖南・貴州・雲南産
オオシラヒゲソウ var. japonica
P. mysorensis(凹瓣梅花草) 西南・チベット産
P. oreophila(細叉梅花草) 華北・西北・四川産
P. palustris
イズノシマウメバチソウ var. izuinsularis 伊豆諸島産
ウメバチソウ(エゾウメバチソウ) var. palustris(var.multiseta;
梅花草) 北海道・本州(東北)に分布
コウメバチソウ var. tennuis 北海道・本州中部産
ヤクシマウメバチソウ var. yakusimensis(P.yakusimensis) 屋久島産
P. trinervis(三脈梅花草) 甘粛・青海・四川・チベット産
P. wightiana(鷄眼梅花草・白側耳根・水側耳根・鷄肫草)
陝西・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南産 『全國中草藥匯編 上』pp.428-429
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ニシキギ科 CELASTRACEAE(衞矛 wèimáo 科)については、ニシキギ科を見よ。
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「和名ハ梅鉢草ノ意ニシテ花形梅鉢ノ紋ニ似タル故云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。
『大和本草』に、「梅バチ ・・・花ノカタチ衣服ノ紋ニツクルムメバチノコトシ」と。
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属名は、ギリシアのアテネ北西のパルナッソス山 Parnassos に因む。1世紀の植物学者 Dioscorides が、ウメバチソウの仲間の一つを「パルナッソスの草」と記したことから。
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北海道・本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・華北・陝甘・モンゴリア・極東ロシア・シベリアから、広く北半球の温帯・亜寒帯に分布。
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中国では、ウメバチソウの全草を梅花草(バイカソウ, méihuācăo)と呼び薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/740
また、ウメバチソウ属 Parnassia(梅花草屬)の次の植物の全草を鷄肫草(ケイシュンソウ,jīzhūncăo)と呼び薬用にする。
P. delevayi(突隔梅花草)
シラヒゲソウ P. foliosa(白耳菜・白折耳根)
P. wightiana(鷄眼梅花草)
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