つるな (蔓菜) 

学名  Tetragonia teragonoides (T. expansa)
日本名  ツルナ
科名(日本名)  ハマミズナ科、或はツルナ科
  日本語別名  ハマヂシャ、ハマナ、ハマアカザ
漢名  蕃杏(ハンキョウ,fanxing)
科名(漢名)  蕃杏科
  漢語別名  法國菠草(ホウコクハソウ,faguobocao)、洋菠菜、新西蘭菠菜
英名  New Zealand spinach

2008/05/15 館山市見物
2007/06/19 小石川植物園


 かつてツルナ科(蕃杏科)或はザクロソウ科とも呼ばれた Aizonaceae と、その周辺の植物については、研究の進展により諸説が交替しているらしく、手許の工具書類を紐解いても記述が定まらない。
 ここでは便宜上、最新の『週刊朝日百科 植物の世界』(1995)により、
   ザクロソウ科 Molluginaceae
10属約100種
   ハマミズナ科 Aizonaceae
126属約1700種
を立てる説に従う。 
 ハマミズナ科 Aizonaceae(蕃杏科)には、126属約1700種がある。
   Aizoon
     A. hispanicum
地中海地方産
   Apatesia
   Aptenia(露草屬)
     A. cordifolia(露草・露花)
   Argyroderma(銀葉花屬)
     A. delaetii
南アフリカ産
     A. roseum(紅銀葉花)
 南アフリカ産
   Astridia(鹿角海棠屬)
     A. velutina(鹿角海棠・熏波菊)
   Carpobrotus(松葉菊屬)
     C. edulis(松葉菊)
   Cephalophyllum
   Conophytum(肉錐花)
     C. auriflorum(肉錐花)
     C. griseum(銀星肉錐花)
     C. pearsonii(皮氏肉錐花)
   Cypselea 
南北アメリカ産
   Dactylopsis
   Delosperma(露子花屬)
     D. echinatum(D.pruinosum;露子花)
   Didymaotus
   Diplosoma
   Disphyma
   Dorotheanthus 
南アフリカに10種
     リビングストンデージー D. bellidiformis
 観賞用に栽培
     D. luederitzii
   Drosanthemum 
南アフリカに90種
     D. candens
     ビコウ D. floribundum
     ギョクキ D. schoenlandianum
   Faucaria
   Fenestraria(棒葉花屬)
     F. aurantiaca(橙黄棒葉花・五十鈴玉)
     F. rhopalophylla(棒葉花)
   Frithia
   Gibbaeum
   Glottiphyllum
   Gunniopsis
   マツバギク属 Lampranthus(日中花屬)
   Lithops(生石花屬)
     L. aucampiae(日輪玉)
     L. bella(琥珀玉)
     L. eberlanzii(福壽玉)
     L. marmorata(聖典玉)
     L. peersii(麗春玉)
     L. pseudotruncatella(生石花)
     L. turbiniformis(露美玉)
   Malephore
   Mesembryanthemum(龍鬚蕃杏屬)
     M. clavatum
南アフリカ産
     M. cordifolium(露花) アフリカ南部産
     M. cryptanthum
ナミビア産
     M. crystallinum(冰花・冰葉日中花)
 蔬菜として食用、『週刊朝日百科 植物の世界』8-37
     M. spectabilis(龍鬚海棠・美麗日中花)
アフリカ南部産
   Monilaria
   Namibia
   Oophytum
   Pleiospilos(對葉花屬)
     P. bolusii(對葉花・鳳卵)
   Psammophira
   Psilocaulon
   Ruschia
約350種
   ハマミズナ属 Sesuvium(海馬齒屬) 
世界の熱帯・亜熱帯に分布
     ハマミズナ
(ミルスベリヒユ・ハマスベリヒユ) S. portulacastrum(海馬齒)
         広く
世界の熱帯に分布、日本では琉球・小笠原産。『週刊朝日百科 植物の世界』8-36
   ツルナ属 Tetragonia(蕃杏屬)
 約50-100種
     T. maritima
チリ北部産
     ツルナ T. tetragonoides(T.expansa;蕃杏・法國菠草)
   Titanopsis
   スベリヒユモドキ属 Trianthema(肖海馬齒屬)
 アフリカ産
     スベリヒユモドキ T. portulacastrum
南アメリカ或は東南アジア原産
   Trichodiadema
   Vanheerdea
   Zaleya

 以上のうち、ツルナ属 Tetragonia(蕃杏屬)は、独立したツルナ科 Tetragoniaceae とする説がある。 
 漢名に含まれる菠草はホウレンソウ
 広く太平洋周囲の海岸に分布する。
 1770年、ジェームズ・クック James Cook
(1728-1779)により、ニュージーランドの野性品が発見された。
 今日では、世界の熱帯・温帯で栽培。
 嫩葉を蔬菜とし、インド・マレーシア・中国・日本・マレーシアなどでは栽培もされたが、今は行われていない。
 茎葉を乾燥したものを蕃杏と呼び、民間薬。


跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
クサコアカソウ シュロソウ スハマソウ イワチドリ チダケサシ 跡見群芳譜トップ 野草譜index