たぬきも (狸藻)
学名 |
Utricularia × japonica (U. vulgaris var. japonica) |
日本名 |
タヌキモ |
科名(日本名) |
タヌキモ科 |
日本語別名 |
|
漢名 |
狸藻(リソウ,lízăo) |
科名(漢名) |
狸藻(リソウ,lízăo)科 |
漢語別名 |
|
英名 |
|
2023/09/13 神代植物公園 |
|
辨 |
イヌタヌキモ Utricularia austrlis とオオタヌキモ U. macrorhiza の自然雑種。
イヌタヌキモ U. australis(U.tenuicaulis;南方狸藻)のシノニムともいう。 |
|
タヌキモ科 Lentibulariaceae(狸藻 lízăo 科)には、世界に3属約320種がある。
ムシトリスミレ属 Pinguicula(捕蟲菫屬)
タヌキモ属 Utricularia(狸藻屬)
|
タヌキモ属 Utricularia(狸藻 lízăo 屬)には、世界に約(180-)220種がある。
ノタヌキモ U. aurea(U.pilosa;黃花狸藻) 本州・四国・九州・琉球・
朝鮮・臺灣・華東・兩湖・兩廣・雲南・熱帯&亜寒帯アジア・濠洲に産
イヌタヌキモ U. australis(U.tenuicaulis;南方狸藻)
ミミカキグサ U. bifida(挖耳草 wāěrcăo・割鷄芒)
北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・河南・山東・兩湖・兩廣・四川
・貴州・雲南・熱帯&亜熱帯アジア・濠洲に産
ホザキノミミカキグサ U. caerulea(U.racemosa;短梗挖耳草・密花狸藻)
北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・山東・兩湖・兩廣・雲貴・
熱帯&亜熱帯アジア・濠洲・マダガスカルに産
フサタヌキモ U. dimorphantha(二形花狸藻) 本州(近畿以東)産
ミカワタヌキモ(イトタヌキモ) U. exoleta(U.nagurae, U.gibba subsp.exoleta)
本州・四国・九州・琉球産。 U.gibbaのシノニム乃至亞種ともいう
オオバナイトタヌキモ U. gibba(少花狸藻)
U. graminifolia(禾葉挖耳草) 福建・廣東・雲南・インドシナ・インド産
コタヌキモ U. intermedia(異枝狸藻) 北海道・本州・四国・九州・
・朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・四川・チベット・モンゴルから北半球温帯に産
タヌキモ U.×japonica(U.vulgaris var.japonica)
オオタヌキモ U. macrorhiza(U.vulgaris subsp.macrorhiza, U.siakujiiensis;
彎距狸藻)北海道・本州(関東以北)・東アジア・極東ロシア・北米に産
『植物智』によれば U.vulgaris のシノニム
ヒメタヌキモ U. minor(U. multispinosa;細葉狸藻)
北海道・本州・四国・九州から北半球温帯・亜寒帯に産
ヒメミミカキグサ U. minutissima(U.nipponica;斜果挖耳草)
本州(関東・東北)・江蘇・江西・福建・熱帯&亜熱帯アジア・濠洲に産
ヤチコタヌキモ U. ochroleuca(U.intermedia f.ochroleuca;赭白狸藻)
北海道・八甲田山・尾瀬ヶ原・朝鮮から北半球温帯・亜寒帯に産
アミメミミカキグサ U. reticulata
ウサギゴケ U, sandersonii(小白兎狸藻)
マルバミミカキグサ U. striatula(U.orbiculata;圓葉挖耳草)
ムラサキミミカキグサ U. uliginosa(U.affinis, U.yakusimensis;齒萼挖耳草)
北海道・本州・四国・九州・臺灣・海南島・廣東・熱帯&亜熱帯アジア・濠洲に産
U. vulgaris(狸藻) 遼寧・吉林・黑龍江・華北・陝甘・四川・青海・新疆から北半球温帯に産
チョウシタヌキモ var. japonica(U.australis f.fixa)
エフクレタヌキモ U. sp. aff. platensis
北米東部原産 外来生物法に基づき指定された特定外来生物
|
訓 |
「和名狸藻ハ蓋シ獸尾狀ヲ成セル草狀ニ基クナラン」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
説 |
本州・九州に分布。 |
誌 |
|
|