おどりこそう (踊子草) 

学名  Lamium album var. barbatum(L. barbatum)
日本名  オドリコソウ
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  オドリグサ、オドリバナ、コムソウバナ
漢名  野芝麻(ヤシマ,yezhima)
科名(漢名)  唇形(シンケイ,chunxing)科
  漢語別名  山麥胡(サンバクコ,shanmaihu)、龍腦薄荷(リョウノウハクカ,longnaobohe)、地蛋(チタン,didan)、野油麻
英名  White deadnettle
2007/02/08 野川公園自然観察園

2007/04/29 野川公園自然観察園
2007/03/29 野川公園自然観察園


白花品  2006/06/04 北大 (札幌)


 オドリコソウ属 Lamium(野芝麻屬)には、次のようなものがある。
   エゾオドリコソウ L. album(野芝麻)
 『中国本草図録』Ⅴ/2286・『中国雑草原色図鑑』185
     タイリンオドリコソウ var. album(野芝麻・白花益母草)
     オドリコソウ var. barbatum(L.barbatum;粉花野芝麻・野芝麻・野脂麻・山麥胡・龍腦薄荷・地蛋)
   
マネキグサ(ヤマキセワタ) L. ambiguum
   ホトケノザ L. amplexicaule (寶蓋草・珍珠蓮・接骨草・佛座)
『中国雑草原色図鑑』184
   L. chinense
   L. formosanum(臺灣野芝麻・鷄脚草)
   ヤマジオウ L. humile
   モミジバヒメオドリコソウ L. hybridum
ヨーロッパ原産、日本の本州(福島以西)・九州に帰化
   L. maculatum
ヨーロッパ原産、園芸用に栽培
   ヒメオドリコソウ L. purpureum
   ヒメキセワタ L. tuberiferum(L.chinense var.tuberiferum) 
 シソ科 LABIATAE(LAMIACEAE;唇形科)については、シソ科を見よ。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11(1806)に、「続断 ハミ和名鈔 オニノヤガラ同上 ヲドリコサウ ヲドリサウ ヲドリバナ クルマグサ豊後 プルプルサウ肥前 トゝキ播州 コモソウバナ コモソウグサ ヤブソバ筑前 ウバカチ佐州 カンコバナ城州上加茂」と。続断はナベナであるが、ヲドリコサウ以下は、オドリコソウを指すのであろう。 
 和名オドリコソウは、花の形を 笠をかぶって踊る踊子に見立てて。また「笠ヲ戴キ尺八ヲ吹形ノ如シ」と見てコモソウバナ(虚無僧花)という(『本草綱目啓蒙』)
 アイヌ名は、セタハイモス(犬いらくさ)。
 日本・朝鮮・中国・サハリンに分布。
 嫩葉は食用になる。
 中国では、地上の全草・花を薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「踊子草 中末。花しろし。葉と茎との間々に編笠かふり」と。



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