にほんとうき (日本当帰) 

学名  Angelica acutiloba (Ligusticum acutilobum)
日本名  ニホントウキ
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  トウキ、オオブカトウキ(大深当帰)、ウマゼリ、ヤマゼリ、オオゼリ、カワゼリ
漢名  東當歸(トウトウキ,dongdanggui)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sanxing)科
  漢語別名  延邊當歸
英名  
2007/04/10 小石川植物園
2006/06/21 薬用植物園
2007/08/13 同上
2006/12/14 薬用植物園
 基本種を大和当帰・大深当帰と呼び、次の変種を区別する。
   ホッカイトウキ var. sugiyamae
北海道産
   ミヤマトウキ
(イワテトウキ) var. iwatensis 東北・北海道産 
 中国の當歸(トウキ,danggui)は同属別種 A.sinensis(A. polymorpha var. sinensis)、別名は秦歸・雲歸。
 シシウド属 Angelica(當歸屬)については、シシウドを見よ。
 大深当帰の名は、奈良・和歌山県境に近い富貴・大深地区で生産することから。
 漢名の当帰については、シシウドを見よ。
 日本産。
 野生のミヤマトウキ var. iwatensis を栽培化したものという。17世紀中葉に大和・山城で栽培・生産化した。
 ホッカイトウキは、明治末に奈良から北海道に導入したものから、昭和初期に選抜したもの。トウキとエゾノヨロイグサ A. anomala が自然交配したものとする説、トウキの変異とする説などがあり、定まらない。
 中国では、當歸 A.sinensis(A.polymorpha var.sinensis。A.polymorphaはシラネセンキュウ)は、『爾雅』釋草に「薜(ヘキ,bi)、山蘄(サンキ,shanqi;サンキン,shanqin)として載る、古い薬草。
 吉林省延辺朝鮮族自治区では、本種ニホントウキを栽培して 當歸(当帰,トウキ,danggui)として用いる。シシウドを見よ。
 日本では、トウキ又はホッカイトウキの根をトウキ(当帰)と呼び、薬用に供する(日本薬局方)。
 また、中国の當歸も薬用にし、こちらは唐当帰と呼んで区別する。

   当帰よりあはれは塚のすみれ草
(芭蕉,1644-1694)

   なら道や当皈(たうき)ばたけの花一本(ひとき) 
(蕪村,1716-1783)
 
ミヤマトウキ var. iwatensis
    2007/04/10 小石川植物園
ホッカイトウキ var. sugiyamae
   2008/08/18 明治薬科大学薬草園

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