みしまばいかも (三島梅花藻)

 学名  Ranunculus nipponicus var. japonicus
   (Batrachium nipponicum var. major)
 日本名  ミシマバイカモ
 科名(日本名)  キンポウゲ科
   日本語別名  
 漢名  
 科名(漢名)  
   漢語別名  
 英名  

2010/06/05 三島市「三島梅花藻の里」
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 バイカモ Ranunculus nipponicus は日本特産、次のような変種がある。
   イチョウバイカモ var. nipponicus (Batrachium nipponicum var.major)
        
浮葉は葉身1cm以下、先は3-5裂する。上高地産。
   ミシマバイカモ var. japonicus 
浮葉は掌状に深裂する。三島産。
   オオイチョウバイカモ var. major 浮葉は葉身1-2cm。軽井沢・志賀高原産。
   バイカモ
(ウメバチモ) var. submersus (Batrachium nipponicum var.majus)
        
浮葉を出さない。北海道・本州に産。  

 ただし、『改訂新版 日本の野生植物(2016)』によれば、ミシマバイカモ・オオイチョウバイカモはイチョウバイカモに包摂されている。

 キンポウゲ属 Ranunculus(毛茛 máogèn 屬)の植物については、キンポウゲ属を見よ。

 和名は、花の形から。 

 ミシマバイカモは、1930年に三島市内楽寿園小浜池で発見された。かつては三島市内の至る所に見られたが、昭和30年代の湧水減少とともに三島市内には見られなくなった。平成8年(1996)隣接する清水町柿田川から植物体を譲り受け、(財)佐野美術館の湧水地を借りて「三島梅花藻の里」を整備した、という。

 

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