まつかぜそう (松風草)
学名 |
Boenninghausenia albiflora var. japonica (B.japonica) |
日本名 |
マツカゼソウ |
科名(日本名) |
ミカン科 |
日本語別名 |
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漢名 |
臭節草(シュウセツソウ,chòujiécăo) |
科名(漢名) |
芸香(ウンコウ,yúnxiāng)科 |
漢語別名 |
野椒、蛇皮草・蛇根草・蛇盤草、小黃藥、白虎草、松風草 |
英名 |
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2022/06/05 薬用植物園 |
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2024/04/25 植物多様性センター |
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2023/10/03 薬用植物園 |
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辨 |
マツカゼソウ属 Boenninghausenia(石椒草 shíjiāocăo 屬)には、東・東南・南アジアに1種がある。
B. albiflora(Ruta albiflora)
ケマツカゼソウ var. albiflora(B.sessilicarpa;臭節草・石椒草・松風草)
『雲南の植物Ⅱ』171・『中国本草図録』Ⅴ/2174・Ⅱ/0647
マツカゼソウ var. japonica(B.japonica)
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ミカン科 Rutaceae(芸香 ウンコウ,yúnxiāng 科)については、ミカン科を見よ。 |
訓 |
「和名松風草ハ蓋シ草姿ノ趣アルニ基キ名ケシモノ乎」(『牧野日本植物図鑑』)。
一説に、マツガエソウ(松枝草)の転訛かという(『週刊朝日百科 植物の世界』3-181)。 |
説 |
ケマツカゼソウは、臺灣・華東・湖南・兩廣・四川・貴州・雲南・チベット・ヒマラヤに分布。
マツカゼソウは、本州(宮城以南)・四国・九州に分布。 |
誌 |
中国では、ケマツカゼソウの全草を臭節草・石椒草と呼び、薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.251-252,『下』pp.503-504 『(修訂)
中葯志』IV/255-259 |
ヨーロッパでは観賞に供する。 |
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