くわずいも (不食芋)

学名  Alocasia odora
日本名  クワズイモ
科名(日本名)  サトイモ科
  日本語別名  
漢名  海芋(カイウ,haiyu)
科名(漢名)  天南星(テンナンセイ,tiannanxing)科
  漢語別名  痕芋頭、野芋頭、山芋頭、大蟲芋、天芋、天蒙、觀音蓮、天荷、隔河仙
英名  
2007/05/22 小石川植物園 (温室)
2006/04/16 薬用植物園 (温室)


 クワズイモ属 Alocasia(海芋屬)には、スリランカ・中国(南部)・東南アジア・オーストラリアの熱帯・亜熱帯に約60種がある。

   ヤエヤマクワズイモ A. atropurpurea
西表島産
   シマクワズイモ A. cucullata(尖尾草・尖尾芋) 小笠原・琉球・中国(華南・四川)
         
・東南アジア・インドに分布。『中国本草図録』\/4402
   A. cuprea
   A. denudata
 ボルネオ・マレー・インドに分布 
   A. indica
 マレー・オセアニアに分布 
   A. longiloba
   インドクワズイモ
(カイウ) A. macrorrhiza(海芋・大根芋・廣東狼毒)
         中国(広東・雲南)・臺灣・東南アジア・インド・マレーシア・メラネシアに分布。
         
『雲南の植物V』277・『中国本草図録』T/0402・
         『週刊朝日百科 植物の世界』11-91
   クワズイモ A. odora(海芋)
         
日本(四国・九州・琉球)・臺灣・中国(福建・兩廣)・インドシナ・インドに分布
   A. robusta 
 サトイモ科 Araceae(天南星科)については、サトイモ科を見よ。
 和名は、地上部がサトイモに似ているが芋がなく、有毒で食えないことから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)芋の条に、「クハズイモ イシイモ ドクイモ」と。
 日本(四国南部・九州南部)・琉球・中国(華南・福建,及び江西・湖南・貴州・雲南の南部)・臺灣・インドシナ・インドに分布。
 塊茎を薬用にする。
 かつては、毒抜きをして食用にした。
 「
(中尾佐助) 加熱で毒抜きという技術は、限られたものではたいへん有効である。たとえば、八丈島や御蔵島のシマテンナンショウとかクワズイモなどのばあいがそれだ。植物学的にいうと日本にあるクワズイモはアローカシアです。それとちょっと違う種類ですけれども、インドから南太平洋で栽培しているアローカシア、それが大部分ひどい毒性のものです。そいつを焼いてから水の中でもみ出す。それから、ヤマイモではディオスコレア・ヒスピーダ (Dioscorea hispida)というのがインドからマレーシアにわたってある。それも焼いてから水の中でもむというやり方で食用にしている。」(『照葉樹林文化』1969)


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