こうほね (河骨・川骨) 

学名  Nuphar japonicum
日本名  コウホネ 
科名(日本名)  スイレン科
  日本語別名  カワホネ、タイコノバチ(太鼓桴)
漢名  萍蓬草(ヘイホウソウ,pingpengcao)
科名(漢名)  睡蓮(スイレン,shuilian)科
  漢語別名  
英名  Yellow pond lily
2009/04/30 薬用植物園
2008/05/08 箱根湿生花園
「箱根では絶滅」と記されていた。
2008/07/11 草津市水生植物園 (水中葉)
 コウホネ属 Nuphar(萍蓬草屬)には、次のようなものがある。
   N. bornetii(貴州萍蓬草)
   コウホネ N. japonicum(萍蓬草)
     ベニコウホネ f. rubrotinctum
   N. luteum(歐亞萍蓬草)
ユーラシア・北アメリカに分布
   オグラコウホネ N. oguraene
   ネムロコウホネ
(エゾコウホネ) N. pumilum(萍蓬草,ヘイホウソウ,pingpengcao)
          
 『中国本草図録』Ⅵ/2573
     オゼコウホネ var. ozeense
   N. sinensis(中華萍蓬草)
   ヒメコウホネ N. subintegerrimum 
 スイレン科 Nymphaeaceae(睡蓮科)については、スイレン科を見よ。
 和名は、地下茎の色が白く、白骨に似ていることから。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)骨蓬に、及び源順『倭名類聚抄』(ca.934)骨蓬に、「和名加波保禰」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』15(1806)萍蓬草に、「カハホネ 骨蓬
和名鈔 骨髄和方書 カハ同上 カハト仙台 タイコノブチ」と。
 属名 Nuphar は、アラビア語の neufar(スイレン)から。
 日本(北海道西南部乃至九州)・朝鮮に分布。
 埼玉県では絶滅危惧ⅠB類(EN)。
 根茎を乾燥させたものを川骨(せんこつ)と呼び、薬用にする(日本薬局方)
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「おかかうほね 中末。花金色、葉ハミづあふひニ似ていさぎよき物なり」「八重かうほね 中末。おかかうほねのせんやうなり」と。

   河骨の二もとさくや雨の中 
(蕪村,1716-1783)
 
 
  南谷
(みなみだに)ふりにし跡にわが来ればかすかにのこる河骨(かはほね)の花
    
(1930「羽黒」,斎藤茂吉『たかはら』) 
 
 中国では、萍蓬草の実・根は 救荒食物。また、その根茎を薬用にする。
'クチベニ'
  2008/07/21 神代植物公園

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