こきんばいざさ (小金梅笹)
学名 |
Hypoxis aurea |
日本名 |
コキンバイザサ |
科名(日本名) |
キンバイザサ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
小金梅草(ショウキンバイソウ,xiăojīnméicăo) |
科名(漢名) |
仙茅(センボウ,xiānmáo)科 |
漢語別名 |
野鷄草、山韭菜
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英名 |
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辨 |
キンバイザサ科 Hypoxidaceae(仙茅 xiānmáo 科)には、熱帯アジア・南半球に5属140種がある。
キンバイザサ属 Curculigo(仙茅 xiānmáo 屬) 東アジア・南アジア・アフリカ・アメリカに数種乃至15種
オオセンボウ C. capitulata(大葉仙茅・野棕・假檳榔樹)
マレーシア産 『全国中草葯匯編』下/36
C. gracilis(疏花仙茅)
ヒロハキンバイザサ C. latifolia マレーシア産
キンバイザサ C. orchioides(Hypoxis orchioides;仙茅・地棕・獨茅・山黨參・婆羅門參)
『中薬志Ⅰ』pp.115-117 『全國中草藥匯編 上』pp.275-276 『週刊朝日百科 植物の世界』10-61
其の葉は茅に似て、久しく服すれば身を軽くす。故に仙茅と名づく(本草綱目)
コキンバイザサ属 Hypoxis(小金梅草 xiăojīnméicăo 屬)
東・南アジア・アフリカ・南アメリカに約80-100種
コキンバイザサ H. aurea(H.minor;小金梅草)
Spiloxene 南アフリカに約30種
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訓 |
キンバイザサは、李時珍『本草綱目』巻12 仙茅の項に、江南ではこれを婆羅門參(ハラモンシン,póluóménshēn,ばらもんじん)と呼ぶ、初め西域の婆羅門僧が方を唐の玄宗に献じたことから婆羅門と云い、効き目が人參(オタネニンジン)に似ているので參と云う、とある。 |
岩崎灌園『本草圖譜』(1828)に、「仙茅 きんばいざゝ」と。 |
説 |
本州(宮城以南)・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・福建・浙江・江西・兩湖・兩廣・雲南・ヒマラヤ・インド・インドシナ・マレシア・ニューギニアに分布。
有毒植物。 |
誌 |
中国では、全株を薬用にする。『全國中草藥匯編 下』p.80 |
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