かてんそう (花点草) 

学名  Nanocnide japonica
日本名  カテンソウ
科名(日本名)  イラクサ科
  日本語別名  ヒシバカキドオシ(菱葉垣通)
漢名  花點草(カテンソウ,huādiăncăo)
科名(漢名)  蕁麻(ジンマ,qiánmá)科
  漢語別名  
英名  
2009/10/29 神代植物公園
2007/02/15 八王子市裏高尾町

2006/04/05 野川公園自然観察園

2017/04/04 野川公園自然観察園 

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 カテンソウ属 Nanocnide(花點草 huādiăncăo 屬)には、東アジアに3種がある。

   カテンソウ N. japonica(花點草)
   ヤエヤマカテンソウ
(シマカテンソウ) N. lobata 琉球・臺灣・ベトナム産 
   トウカテンソウ N. pilosa(毛花點草・雪藥) 一説に N.lobata のシノニム
         華東・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南産 『中国本草図録』Ⅵ/2544 『全国中草葯匯編』上/733
         
絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020)
    
 イラクサ科 Urticaceae(蕁麻 qiánmá 科)については、イラクサ科を見よ。
 「和名かてん草ハ予今其解ヲ得ズ」(『牧野日本植物図鑑』)。
 漢語で花點子 huādiănzi とは、人を騙す ずるい考え、やり方。その開花の様子からの命名か。
 本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・華東・兩湖・陝甘・四川・貴州・雲南に分布。
 「雄花の花序は上部の葉腋から長い柄で葉上に高くぬき出る。雄花は短い柄があり、5枚のがく片と5本の雄ずいをもつ。花糸は長く内方に曲っているが、花時には外方にはねかえって葯を雄花の外にはじき出し、白色の花粉を散布する」(『改訂増補 牧野新日本植物図鑑』)。
 若い苗は食用にする。
 中国では、全草を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/297

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