どくだみ  

学名  Houttuynia cordata
日本名  ドクダミ
科名(日本名)  ドクダミ科
  日本語別名  ジュウヤク(蕺薬・十薬)、シブキ、ベンドウ、ジャコクサ、インノヘ、イマカライモ、ワクドグサ、シビトグサ
漢名  蕺菜(シュウサイ,jicai)
科名(漢名)  三白草(sanbaicao)科
  漢語別名  蕺(シュウ,ji)、魚腥草(ギョセイソウ,yuxingcao)、魚鱗草(ギョリンソウ,yulincao)、臭菜(シュウサイ,choucai)、側耳根・側兒根(ソクジコン,ce'ergen)、臭敢草・臭臊草・臭瘥草、狗粒米・狗杏米根、手藥。焦瘥草
英名  Houttuynia

23007/06/03 小平市
八重ざき種   2007/06/20 薬用植物園
2007/10/08 同上
斑入り種 f. variegata   2005/06/21  薬用植物園

 ドクダミ科 Saururaceae(三白草科)には、4-5属5-7種がある。
   Anemopsis 
USA(南西部)・メキシコ産
     A. californica
   Gymnotheca(裸蒴屬)
     G. chinensis(裸蒴)
     G. involuculata(白苞裸蒴)
   ドクダミ属 Houttunya(蕺草屬)
   ハンゲショウ属 Saururus(三白草屬) 
 ドクダミ属 Houttunya(蕺草屬) 1属1種
   ドクダミ H. cordata(蕺菜)
 和名は、一説に毒矯みの意、また一説に毒痛みの意。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)蕺に、「和名之布岐」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)蕺に、「シブキ
和名鈔 ジウヤク ドクダミ ドクナベ備後 ホトケグサ雲州 ボウズグサ豫州河州 ニウドウグサ筑前 イヌノヘドグサ備後 ヂゴクグサ勢州 ヂゴクソバ奥州 ワクドウグサ筑後 ヘビグサ常州 ケイセイグサ同上 ドクゞサ上野 ドクマクリ佐州 シブトグサ江戸 シビトバナ駿州」と。
 広く日本・中国(河北・甘肅・新疆・河南・安徽・江蘇・浙江・福建・江西・兩湖・兩廣・四川・雲南・貴州)・臺灣・東南アジア・ヒマラヤに分布する。
 嫩葉・根茎(澱粉を含む)を食用にする。
 ベトナム料理では、重要なハーブであると聞く。
 
 花期の地上部を、中国では魚腥草・日本ではジュウヤク(十薬)と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.114-116、日本薬局方 
 
   色硝子暮れてなまめく町の湯の窓の下なるどくだみの花
   どくだみの花のにほひを思ふとき青みて迫る君がまなざし
     
(北原白秋『桐の花』1913)

   どくだみも薊(あざみ)の花も焼けゐたり人葬所(ひとはふりど)の天(あめ)明けぬれば
     (斎藤茂吉「死にたまふ母」(1913)より。『赤光』所収) 
 
 欧米では、ときに観賞用に栽培する。

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