辨 |
チョウジソウ属 Amsonia(水甘草 shuĭgāncăo 屬)には、バルカン、東アジア及び北米に約20種がある。
チョウジソウ A. elliptica(A.sinensis;水甘草)
ヤナギチョウジソウ A. tabernaemontana(藍星水甘草) USA産
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キョウチクトウ科 Apocynaceae(夾竹桃 jiāzhútáo 科)については、キョウチクトウ科を見よ。 |
訓 |
「和名丁子草ハ花形ニ依ル」(『牧野日本植物図鑑』)。
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漢名水甘草(スイカンソウ,shuĭgāncăo)は、カンゾウ(甘草)と同様に薬用にし、水辺に生えることから。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・江蘇・安徽に分布。
日本全国・埼玉県では、絶滅危惧Ⅱ類。 |
誌 |
薬用植物だが、観賞にも供する。 |
『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「丁子草 末。花形、薬種の長治のごとし。色ハ水あさぎ、葉ハ竹のことく」と。 |