ぼたんづる (牡丹蔓)
学名 |
Clematis apiifolia var. apiifolia |
日本名 |
ボタンヅル |
科名(日本名) |
キンポウゲ科 |
日本語別名 |
ワクノテ |
漢名 |
女萎(ジョイ, nǚwĕi) |
科名(漢名) |
毛茛(モウコン,máogèn)科 |
漢語別名 |
小葉鴨脚力剛、銀匙藤 |
英名 |
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2008/07/10 入間市宮寺 |
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2012/08/28 長野県 茅野市北山 |
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2008/09/11 入間市宮寺 |
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辨 |
Clematis apiifolia には、次のような種内分類群がある。
ボタンヅル var. apiifolia(女萎) 葉は1回三出複葉
コボタンヅル var. biternata 葉は2回三出複葉。
var. obtusidentata(鈍齒鐵綫蓮・川木通)
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センニンソウ属 Clematis(鐵綫蓮 tiěxiànlián 屬)の植物については、センニンソウ属を見よ。 |
訓 |
和名にボタンというのは、葉の形から。 |
『本草和名』女萎に、「和名恵美久佐」と。
『延喜式』女萎に、「ヱミ」と。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』女萎に、「ボタンヅル ワクヅル シンデンカヅラ丹州 ワクノテ仙台 ナベカラマリ同上 スクモカヅラ伯州 チヤカヅラ石州 ドンドロ勢州」と。 |
説 |
本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・華東に分布。 |
誌 |
中国では、茎を木通(ボクツウ,mùtōng)として、或は千里香(センリコウ,qiānlĭguāng)として、薬用にする。 『全國中草藥匯編』上/131,下/92 『(修訂) 中葯志』IV/169 |
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