あきのきりんそう (秋麒麟草)
学名 |
Solidago virgaurea(vigra-aurea) subsp. asiatica
(S.virgaurea subsp. japonica var. japonica, ) |
日本名 |
アキノキリンソウ |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
アワダチソウ(泡立草)、キンカ |
漢名 |
|
科名(漢名) |
|
漢語別名 |
|
英名 |
|
2012/08/10 長野県 麦草峠 |
|
|
2008/08/29 群馬県 浅間高原 |
|
|
2008/08/28 上信県境 湯の丸高原 |
|
|
2023/09/17 長野県霧ケ峰 |
|
|
2023/09/19 長野県入笠山 |
|
|
辨 |
Solidago virgaurea(一枝黃花) には、次のような種内分類群がある。
アキノキリンソウ(アワダチソウ) subsp. asiatica(S.pacifica, S.japonica,
S.decurrens var.decurrens) 『中国本草図録』Ⅸ/4383
シマコガネギク var. insularis(S.decurrens var.insularis) 琉球産
チョウセンアキノキリンソウ subsp. coreana(S.decurrens var.decurrens;
朝鮮一枝黃花) 朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・華北産
コウアンアキノキリンソウ subsp. dahurica(S.dahurica;寡毛毛果一枝黃花・興安一枝黃花)
遼寧・吉林・黑龍江・華北・新疆産 『中国本草図録』Ⅲ/1409。
オオアキノキリンソウ(オクコカネギク) subsp. gigantea(subsp.kurilensis,
subsp.leiocarpa var.gigantea, S.nipponica, S.mirabilis,
S.decurrens var.gigantea, S.kurilensis)
北海道西南部・本州北部・鬱陵島の海岸に産
ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) subsp. leiocarpa(S.paramuschirensis,
S.decurrens var.decurrens;一枝黃花) 『中国本草図録』Ⅶ/3392
ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) f. japonalpestris
キリガミネアキノキリンソウ f. paludosa
ハマアキノキリンソウ var. ovata
ハチジョウアキノキリンソウ var. praeflorens
ヨウシュアキノキリンソウ subsp. virgaurea(毛果一枝黃花・新疆一枝黃花;E.Golden rod)
北西アフリカ・歐洲・西アジア・ヒマラヤ・シベリア・モンゴリア・ベトナム・フィリピン産
|
アキノキリンソウ属 Solidago(一枝黃花 yīzhīhuánghuā 屬)には、世界に約100-120種がある。
セイカタアワダチソウ S. altissima(S.canadensis subsp.altissima;
北美一枝黃花・高莖一枝黃花) 北米原産、全国に帰化 『中国雑草原色図鑑』269
カナダアキノキリンソウ S. canadensis(美洲一枝黃花・加拿大一枝黃花) 北米原産
S. gigantea
オオアワダチソウ subsp. serotina(var.leiophylla, S.serotina;
早生一枝黃花) 北米原産、全国に帰化
イトバアワダチソウ S. graminifolia 北米産
ソラチアオヤギバナ S. horieana 北海道産
ハヤザキアワダチソウ S. juncea 北米東部産
イッスンキンカ S. minutissima(S.virgaurea var.yakusimensis, S.virgaurea
var.minutissima) 屋久島産
テリアツバギク S. ptarmicoides(Aster ptarmicoides) 北米東北部産
トキワアワダチソウ(アツバアワダチソウ・オニアワダチソウ) S. sempervirens 北米東部産
ホソバトキワアワダチソウ var. mexicana
S. virgaurea(S.vulgaris) 上欄を見よ
アオヤギバナ(オキナグサ・アオヤギソウ) S. yokusaiana 北海道・本州・四国・九州・琉球産
|
キク科 Asteraceae(菊 jú 科)の植物については、キク科を見よ。 |
訓 |
学名 Solidago は「固める」意、ヨーロッパで S.virgaurea を傷薬として用いたことから。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮に分布。 |
誌 |
ヨーロッパ・中国では薬用にする。 |
|