こまつな (小松菜)
学名 |
Brassica rapa var. perviridis (B.rapa var.rapifera, B.campestris var.komatsuna, B.campestris var.perviridis) |
日本名 |
コマツナ |
科名(日本名) |
アブラナ科 |
日本語別名 |
フユナ(冬菜)、カサイナ(葛西菜)、ウグイスナ(鴬菜) |
漢名 |
|
科名(漢名) |
|
漢語別名 |
|
英名 |
|
2007/12/26 所沢市本郷 |
|
2007/03/21 所沢市本郷 |
|
|
2023/04/09 足立区 |
|
辨 |
アブラナ属 Brassica(蕓薹 yúntái 屬)の植物については、アブラナ属を見よ。 |
訓 |
和名コマツナは、「武蔵国葛飾郡小松川村(東京都江戸川区西部)に産したことから」(『日本国語大辞典 第二版』。カサイナの由来も同)。ただし、異説があり、「古代シナで年頭に松の実と若菜を食うと健康長寿するとの伝習があり、それのわが国に移ったのが「子の日」の小松引と若菜摘みだが、日本では食用するほどの松の実に乏しいから、代用の意をも兼ねて早春の若菜を「小松菜」とよんだのだという」(本山荻舟『飲食事典』)。
フユナは、青物野菜が欠乏する冬に利用することから。ウグイスナの由来も同。 |
説 |
明治初期に、在来カブのククタチから分化したもの、という。
関西では栽培されず、もっぱら関東で栽培利用される。 |
誌 |
「よく寒気に堪えるので東京地方では新年の雑煮用として重用し葉の質が柔軟なのでゆでて浸し物また汁の実によく、カラシ和え、ゴマ和えにもするが、生揚豆腐と煮食するに最も適する」(本山荻舟『飲食事典』)。 |
|