きまめ (木豆) 

学名  Cajanus cajan (C. flavus)
日本名  キマメ
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  
漢名  木豆(ボクトウ,mùdòu)
科名(漢名)  豆(トウ,dòu)科
  漢語別名  豆蓉(トウヨウ,dourong)、扭豆(ジュウトウ,niudou)、山豆根(サントウコン,shandougen)、三葉豆、野黄豆
英名  Pigeon pea, Red gram, Congo pea, Dhal
2006/04/16 薬用植物園(温室)

 キマメ属 Cajanus(木豆 mùdòu 屬)には、アジア・オーストラリアの熱帯・亜熱帯を中心に約34-37種がある。

  キマメ C. cajan(C.indicus;木豆)
  C. cajanifolius(Atylosia cajanifolius)
インド産 
  C. crassus(Atylosia crassa;蟲豆) 廣西・雲南・東南アジア・インドネシア・ヒマラヤ産 
  C. mollis(Atylosia mollis;長葉蟲豆)
雲南・ヒマラヤ・インド産 
  ビロードヒメクズ C. scarabaeoides(Atylosia scarabaeoides;蔓草蟲豆・山豆根)
         
琉球・臺灣・福建・兩廣・四川・貴州・雲南・東南アジア・ヒマラヤ・インド・
         アフリカ・オーストラリア・太平洋諸島に分布 
   
 東アジアで栽培されている食用のマメについては、まめを見よ。
 マメ科 Leguminosae(Fabaceae;豆 dòu 科・荳科)については、マメ科を見よ。
 
 インド原産、或はアフリカ原産。
 B.C.2000以前にエジプトで栽培していた。
 今日では広く世界の熱帯
(から温帯)で栽培。特にインドで品種が分化している。
 臺灣・江蘇・兩廣・四川・雲南などで栽培。
 若い豆を蔬菜とし、熟した種子を粉食し、カレーに入れ、あるいは油を採る。また、葉は飼料とし、根は薬用にする。 『全国中草葯匯編』下/104-105
 また、ラックカイガラムシの宿主として利用する。

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