いのんど 

学名  Anethum graveolens
日本名  イノンド
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  ヒメウイキョウ
漢名  蒔蘿(ジラ,shíluó)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科
  漢語別名  土茴香(ドカイコウ,tuhuixiang)
英名  Dill
2007/05/03 薬用植物園

2007/05/26 同上

 イノンド属 Anethum(蒔蘿 shíluó 屬)には、地中海地方に1-2種がある。

  イノンド
(ヒメウイキョウ) A. graveolens(蒔蘿・土茴香) 
   
 セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。
 和名は、スペイン名 eneldo の転訛。
 同じセリ科のキャラウェイ Carum carvi も、ヒメウイキョウと呼ぶ。
 北アフリカ・アラビア・イランの原産、地中海沿岸から南ロシア・インドまで分布。
 日本には、江戸時代中期にヨーロッパから渡来、また別に中国から漢方薬として渡来。
 果実を蒔蘿子(E.dill seed)と呼んで香辛料・薬用にし、芳香油を採る。〔地方により小茴香として誤用する。ウイキョウの誌を見よ。〕
 嫩葉はハーブとして食う。
 古代エジプト時代から、栽培利用してきた。

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜トップ ナス オクラ ブルーベリー コマツナ ソバ ナシ 農産譜index