はぶそう (波布草)
学名 |
Senna occidentalis (Cassia occidentalis, Senna orientalis) |
日本名 |
ハブソウ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
クサセンナ、ロッカクソウ |
漢名 |
望江南(ボウコウナン,wàngjiāngnán) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dòu)科 |
漢語別名 |
茳芒决明、石決明、金豆子、野扁豆(ヤヘントウ,yebiandou)、喉白草(コウハクソウ,houbaicao)、羊角草(ヨウカクソウ,yangjiaocao)・羊角豆、山綠豆、假決明、山珈琲 |
英名 |
Coffee senna |
2006/08/12 薬用植物園 |
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2006/08/28 明治薬科大学薬草園 |
2007/10/08 薬用植物園 |
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辨 |
センナ属 Senna(決明 juémíng 屬)については、センナ属を見よ。 |
訓 |
「和名はぶさうハ畢竟はみ草卽チまむし草ノ意ニシテまむし(蝮)ニ嚙マレシ時、此草汁ヲ傳フレバ佳ナリト謂フヨリ名ケシナリ、今奄美大島幷ニ琉球ニ産スル一毒蛇ニはぶ(飯匙倩)アレドモ此はぶさうノ和名ハ其蛇名ニ基ケルニハ非ラズ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
説 |
熱帯アメリカ原産。中国では、全国で栽培し、南部に帰化。
日本には江戸時代に渡来、薬用に各地でまた人家に栽培し、琉球・小笠原に帰化。 |
誌 |
中国では、莖・葉を望江南と呼び、種子を望江南子と呼び、薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/726-727
日本では、種子を望江南子(ぼうこうなんじ)といい、エビスグサの種子である決明子(けつめいし)と同様に用いる。また、種を焙じ、煎じてハブ茶とする。 |
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