ちしゃ 

学名  Lactuca sativa (L. scariola)
日本名  チシャ
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  チサ、レタス、サラダナ
漢名  萵苣(ワキョ,woju)
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  生菜(shengcai)、千金菜(qianjincai)、葉萵苣・萵苣菜
英名  Lettuce
2008/07/21 薬用植物園
2007/07/21 薬用植物園
2005/08/11 同上
2007/08/13 同上

 次のような変種・品種がある。
   立レタス
(カキチシャ) var. romana(直立萵苣・散葉萵苣;E.Cutting lettuce, Cos type, Romaine type)
      
古い品種。茎につく葉をかきとって食う
   茎レタス(クキチシャ) var. augustana(莖葉萵苣・萵笋;E.Celtuce, Asparagus lettuce) 太く多汁の茎を食用
   葉レタス
(チリメンヂシャ) var. crispa(皺葉萵苣;E.Loose-leaf type, bunching type)
     根生葉を利用する小型の葉チシャ
     サニーレタス
   玉レタス
(タマチシャ) var. capitata(結球萵苣;E.Heading lettuce)
     結球性が強く、頭部が閉じる玉レタス・玉チシャ・結球レタス・レタス(Crisp-head type)
     結球性が弱く、頭部が完全には閉じないサラダナ(Butter-head type) →★これはサニーレタスか 
 アキノノゲシ属 Lactuca(萵苣屬)については、アキノノゲシを見よ。
 キク科の植物については、キク科を見よ。
 和名チシャ・チサは、一説に「乳草」(茎葉を切ると 乳のような白い液が出る草の総称、ノゲシ・ガガイモ・ノウルシなど)の転訛。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)白苣に、「和名知佐」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)苣に、「和名知散」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)萵苣に、「チサ
和名鈔 チシヤ今名」と。
 漢名の萵苣は、咼国から来たと考えられたことから。千金菜とは、咼国の使者に代金として千金を支払ったことから。生菜とは、古来生食したことから。
 地中海東部乃至西アジア(小アジア・トランスコーカサス・イラン・トルキスタン)原産。
 おそらく、野生種トゲチシャ L. serriola(地中海地方・西アジア産)から作られた栽培品種。
 エジプトでは、早くB.C.4500ころ食用に利用していた。そののちA.D.1世紀にはギリシア・ローマで一般に利用していた。
 玉レタスは、16世紀以降に西洋で品種改良されたもの。
 中国には唐代に入る。日本には、中国経由で入った。
 明治以後、西洋のレタスが日本に入る。ただし玉レタスを栽培しだしたのは第二次世界大戦後。
 『万葉集』に出るチサ・チシャは、エゴノキ(別名はヤマヂシャ)。

   ちさはまだ青ばながらになすび汁 
(芭蕉,1644-1694)
 
2006/11/01 新座市大和田

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