ほととぎす (杜鵑草)
学名 |
Tricyrtis hirta |
日本名 |
ホトトギス |
科名(日本名) |
ユリ科 |
日本語別名 |
|
漢名 |
硬毛油點草(コウモウユテンソウ,yìngmáo yóudiăncăo) |
科名(漢名) |
百合(ヒャクゴウ, băihé)科 |
漢語別名 |
|
英名 |
|
シロホトトギス var. albescens
2005/10/23 薬用植物園 |
|
2022/10/19 同上 |
|
辨 |
タイワンホトトギスとの見分け方は、
ホトトギス: 花は葉腋に着く
タイワンホトトギス:花は茎頂に集散状に着く
今日ホトトギスとして栽培・観賞されているものは、ほとんどはタイワンホトトギスまたはホトトギスとタイワンホトトギスの雑種であるという。 |
|
ホトトギス属 Tricyrtis(油點草 yóudiăncăo 屬)には、東アジア乃至インドに約20種がある。
ヤマジノホトトギス T. affinis(T.macropoda ssp.affinis, T.macropoda
var.chiugokuensis, T.affinis var.chiugokuensis, T.chiugokuensis;
相近油點草)
T. bakeri(黄花油點草・黄瓜香)
チョウセンホトトギス T. dilatata
オオヤマホトトギス var. chinensis
キバナノホトトギス T. flava
タイワンホトトギス T. formosana(T.stolonifera;臺灣油點草)
タカネタイワンホトトギス var. glandulosa(S.ravenii)
ツルタイワンホトトギス var. stolonifera(T.stolonifera)
ニワホトトギス T, formosana × T. hirta
ホトトギス T. hirta(硬毛油點草)
シロホトトギス f. albescens
ユキホトトギス f. nivea
サツマホトトギス var. masamunei 絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020)
イワホトトギス var. saxicola
サガミジョウロウホトトギス T. ishiiana(T.macrantha var.ishiiana)
スルガジョウロウホトトギス var. surugensis
ケタイワンホトトギス T. lasiocarpa(T.ovatifolia) 臺灣産
タマガワホトトギス T. latifolia
ハゴロモホトトギス var. makinoana
ニッコウホトトギス var. nikkomontana
ジョウロウホトトギス(トサジョウロウホトトギス) T. macrantha
(Brachycyrtis macrantha)
キイジョウロウホトトギス T. macranthopsis(T.macrantha var.macranthospis)
ヤマホトトギス T. macropoda(油點草)
ムテンヤマホトトギス(ノムラホトトギス) f. epunctata(T.macropoda var.nomurae)
ムカゴホトトギス var. bulbifera
ヒマラヤホトトギス T. maculata(T.pilosa, T.viridula, T.esquirolii;
黃花油點草・疏毛油點草・黑點草)
陝甘・河北・河南・両湖・西南・ヒマラヤ産
チャボホトトギス T. nana(T.flava var.nana)
タカクマホトトギス T. ohsumiensis(T.flava subsp.ohsumiensis)
キバナノツキヌキホトトギス T. perfoliata
マンシュウホトトギス T. puberula(T.pseudolatifolia)
セトウチホトトギス T. setouchiensis
ミヤマホトトギス T. suzukii 臺灣産
|
ユリ科 Liliaceae(百合 băihé 科)については、ユリ科を見よ。 |
訓 |
「和名ハ杜鵑草ノ意、花蓋片ノ斑點ヲほととぎすノ胸斑ニ比シテ此名ヲ呼ビシナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
『大和本草』ホトゝキスに、「毎額ニ小紫點多シ、杜鵑ノ羽ノ文ニ似タリ・・・漢名不知」と。 |
説 |
関東以西の、おもに太平洋側に分布。
しばしば観賞用に栽培する。ただし、今日栽培され観賞されているものは、ほとんどはタイワンホトトギス T. formosana またはホトトギスとタイワンホトトギスの雑種であるという。 |
誌 |
|
ニワホトトギスか 2004/10/25 跡見学園女子大学新座キャンパス |
|
|
|
|
|