ほおずき (鬼燈) 

学名  Physalis alkekengi var. franchetii(P.franchetii var. bunyardii)
日本名  ホオズキ 
科名(日本名)  ナス科
  日本語別名  カガチ、アカカガチ、カガミコ、ヌカズキ
漢名  酸漿(サンショウ,suanjiang)
科名(漢名)  茄(カ,qie)科
  漢語別名  錦燈籠・挂金燈・金燈・燈籠果、紅姑娘、苦葴(クシン,kuzhen)、王母珠・洛神珠、泡泡草・天泡草、
英名  Chinese(Japanese) lantern plant
2007/04/19 薬用植物園
2007/06/07 同上
2005/08/05 三芳町竹間沢

 ホオズキ属 Physalis(酸漿屬)は、南北アメリカを主として、世界中に約300種が分布する。
   フウリンホオズキ
(ナガエノセンナリホオズキ) P. acutifolia(P. wrightii)
        
 北アメリカ原産
   P. alkekengi
     ヨウシュホオズキ
(セイヨウホオズキ) var. alkekengi
        
 ヨーロッパから中央アジアに分布
     ホオズキ var. franchetii(酸漿・燈籠草)
   センナリホオズキ
(ヒロハフウリンホオズキ) P. angulata(苦■{艸冠に職}・燈籠草)
        
 北アメリカ原産。『中国本草図録』Ⅳ/1838・『中国雑草原色図鑑』197
     var. villosa(毛苦■
{艸冠に職})『中国雑草原色図鑑』197
   ヤマホオズキ P. chamaesarachoides
   ビロードホオズキ
(アメリカホオズキ) P. heterophylla 北アメリカ原産
   オオブドウホオズキ
P. ixocarpa(E.Tomatillo, Ground cherry,
        Tomate de cascarna)
メキシコ原産
   ヒメセンナリホオズキ P. minima(燈籠草・天泡子・小酸漿)
        
 『中国本草図録』Ⅳ/1839・『中国雑草原色図鑑』197
   ブドウホオズキ
(ケホオズキ・シマホオズキ) P. peruviana(燈籠果・燈籠草・天泡果;
        E.Cape-gooseberry, Uchuba)
 アンデス原産
   キバナホオズキ P. philadelphica
   ショクヨウホオズキ P. pruinosa(E.Husk tomato) 
熱帯・北アメリカに分布
   ヒメセンナリホオズキ P. pubescens(苦■
{艸冠に職}・毛酸漿・燈籠草・天泡草・
        千生酸漿) 北アメリカ原産。『中国本草図録』Ⅵ/2820
   ウスゲホオズキ P. subglabrata
北アメリカ原産 
 ナス科 SOLANACEAE(茄科)については、ナス科を見よ。
 ホオズキの語源については諸説があり、不明。
 『古事記』にはあかかがちとあり、平安時代にはほおずき、ぬかずきなどの語が現れた。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)酸漿に、「和名保々都岐、一名奴加都岐」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)酸漿に、「和名保々豆木」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』12
(1806)に、「酸漿 カゞチ アカカゞチ ヌカヅキ ホウヅキホウト云虫ツク故ニ名クと大和本草ニ見エタリ」と。
 アジアの原産だが、自生地は不明。
 中国では、全国の路傍や田野の草叢の中に生ずると言う。東北・河北・江蘇では栽培。
 日本では、人家に栽培する。
 果実を包み袋のようになっているものは、萼。
 李時珍『本草綱目』に、「『爾雅』云う、葴、寒漿なり、と。郭璞註云う、乃ち今の酸漿なり、江東人 呼びて苦葴と為す、と。…酸漿は、子の味を以て名づく」と。
 果実は、子どもが中身を取り除いて口に含み、鳴らして遊ぶ。茎葉は苦いが、茹でれば食える。
 袋のついた果実(酸漿・酸漿實・錦燈籠・燈籠花・掛金燈・紅姑娘)・根(酸漿根)・全草を、薬用にする。
『中薬志Ⅱ』pp.450-453 
 『古事記』上に、「八俣(やまた)のをろち」は「彼の目は赤かがちの如くして、云々」とあり、註に「此に赤かがちと謂へるは今の酸漿なり」という。
 『日本書紀』巻1神代上第8段にも、八岐の大蛇
(をろち)は、「眼は赤酸漿の如し」とあり、註に「赤酸漿、此をば阿箇箇鵝知(あかかがち)と云ふ」とある。

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