ばいも (貝母) 

学名  Frittilaria thunbergii (F.verticillata var.thunbergii)
日本名  バイモ
科名(日本名)  ユリ科
  日本語別名  アミガサユリ(編笠百合)、ハハクリ・ハハグサ、ハルユリ
漢名  浙貝母(セツバイボ,zhebeimu)
科名(漢名)  百合(ヒャクゴウ,baihe)科
  漢語別名  貝母、象貝、苦菜(クサイ,kucai)、莔(ボウ,meng)
英名  
2006/04/02 小平市 (栽培)


 バイモ属 Fritillaria(貝母屬)には、ユーラシア・日本・北アメリカに約80種がある。
   ホソバナコバイモ F. amabilis
   イズコバイモ F. ayakoana
   クロユリ
(広義) F. camtschatcensis
     エゾクロユリ(クロユリ) var. camtschatcensis
     ミヤマクロユリ var. alpina(var.keiskei)
     キバナクロユリ f. flavescens
   F. cirrhoza (卷葉貝母・川貝母)
        
『中薬志Ⅰ』pp.217-228、『雲南の植物Ⅰ』257・『雲南の植物』16・『中国本草図録』Ⅴ/2408
     var. ecirrhosa(烏花貝母・靑貝母・尖貝)
     var. paohsinensis (沖松貝母)
   F. davidii (米貝母)
『中国本草図録』Ⅴ/2409
   F. delavayi (稜砂貝・雪山貝)『中薬志Ⅰ』pp.217-228
   F. ferganensis (新疆貝母)
   ヨウラクユリ F. imperialis(花貝母)
西アジア乃至パキスタン原産。『週刊朝日百科 植物の世界』10-21
   コバイモ
(ミノコバイモ) F. japonica
   カイコバイモ F. kaiensis(F.japonica f.alba)
   F. karelinii (灘貝母・沙貝母)
   コシノコバイモ F. koidzumiana(F.japonica var.koidzumiana)
   F. maximowiczii (輪葉貝母・一輪貝母)
 『中国本草図録』Ⅵ/2932
   F. meleagris
イギリス・ヨーロッパ・カスピ海沿岸・カザフスタン・アルタイ山・中国(新疆)に分布。
         『中国本草図録』Ⅸ/4414・『週刊朝日百科 植物の世界』10-20
   アワコバイモ F. muraiana
   F. pallidiflora (伊貝母)
『中薬志Ⅰ』pp.217-228、『中国本草図録』Ⅴ/2410
   F. persica
   F. przewalskii (西北貝母・甘肅貝母)
 『中薬志Ⅰ』pp.217-228
   F. roylei
 チベット西部・カシミールに分布、F,cirrhoza の原種という。『中薬志Ⅰ』pp.217-228
   トサコバイモ F. shikokiana
   F. sichuansis(華西貝母) 『中国本草図録』Ⅸ/4415
   F. sungbei (松貝母・川貝母)
   F. taipaiensis (太白貝母)
 『中国本草図録』Ⅴ/2411
   バイモ F. thunbergii(F.verticillata var.thunbergii;浙貝母)
   F. tortifolia var. citrina(托里黄花貝母) 『中国本草図録』Ⅸ/4416
   F. unibracteata(暗紫貝母・松貝・川貝母)
 『中国本草図録』Ⅵ/2933
   F. ussuriensis (平貝母)
『中薬志Ⅰ』pp.217-228、『中国本草図録』Ⅲ/1427
   F. verticillata(輪葉貝母・貝母)
 『中国本草図録』Ⅸ/4417
   F. walujewii(新疆貝母)
 『中国本草図録』Ⅴ/2412 
 ユリ科 Liliaceae(百合科)については、ユリ科を見よ。
 今日の和名は、漢名の音。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)貝母に、「和名波々久利」と。
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)貝母に、「和名波々久里」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』9
(1806)に、「貝母 ハゝクリ延喜式 ハゝグサ古歌 ハルユリ種樹家 アミガサユリ」と。
 漢名は、「(鱗茎の)形 貝子を聚むるに似る。故に貝母と名づく」と(李時珍『本草綱目』)
 漢名を苦菜(クサイ,kucai)というものについては、ノゲシを見よ。
 中国原産、浙江・江蘇・湖南に分布、浙江省寧波で大量に栽培。
 日本には享保
(1716-1736)年間に渡来。
 中国で、地下の鱗茎を貝母と呼び薬用にするものは、以下のものである。
   バイモ F. thunbergii(浙貝母)
   F. cirrhoza (川貝母)
   F. przewalskii (甘肅貝母)
   F. ussuriensis (平貝母)
   F. pallidiflora (伊貝母)
 地方により、なおいくつかの同属植物を貝母として薬用にする。
『中薬志Ⅰ』pp.217-228 


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