やぶにっけい (薮肉桂)

学名  Cinnamomum tenuifolium (C. japonicum, C. insularimontanum
日本名  ヤブニッケイ
科名(日本名)  クスノキ科
  日本語別名  メカツラ、マツラニッケイ、クスタブ、クロダモ
漢名  日本桂(ニホンケイ,ribengui)
科名(漢名)  樟(ショウ,zhang)科
  漢語別名  
英名  
2009/05/31 徳島市万年山

 クスノキ属 Cinnamomum(樟属)の植物については、クスノキ属を見よ。
 和名は、外来の生薬としての肉桂に対して、身近な薮にあって役に立たない肉桂の意であろう。マツラニッケイとは、長崎県松浦地方で樹皮を採って利用することから。いずれにせよ、本来の和名ではない。
 メカツラについては、カツラを見よ。
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)に、楓は「和名乎加豆良」と、桂は「和名女加豆良」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)30天竺桂に、「ヤブニッケイ 松浦ニッケイ ホトケタラシ ダモ ダマ タマ タブ
筑前 クスタブ同上 タボ加州 クスダモ アブラダモ アブラシバ メンドダモ勢州 タマクサ豫州 タマガラ同上 クスメンドウ カラダモ同名アリ コガノキ播州 アカサイ因州 アサダ阿州 クロアサダ ムヅ共同上 クロツゞノキ肥前 シホダマ上総 クロダマ豆州 コガイノキ長州」と。
 日本(本州関東北陸以西・四国・九州)・琉球に分布。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「桂心(けいしん) につけいとハ、葉形各別なり。香味も異有」と。君塚仁彦はこれをヤブニッケイとする。

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