おうばい (黄梅) 

学名  Jasminum nudiflorum
日本名  オウバイ
科名(日本名)  モクセイ科
  日本語別名  
漢名  迎春花(ゲイシュンカ,yíngchūnhuā)
科名(漢名)  木樨(ボクセイ,mùxī)科
  漢語別名  金腰帶(キンヨウタイ,jinyaodai)、小黃花(ショウコウカ,xiaohuanghua)
英名  Winter jasmine
2007/02/26 小平市
2006/02/22 小平市

2022/03/25 薬用植物園 

 オウバイは落葉樹、オウバイモドキは常緑樹。   
 ソケイ属 Jasminum(素馨 sùxīn 屬)については、ソケイ属を見よ。
 和名は黄梅の音だが、これは漢名ではなく、日本における命名。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』12(1806)に、「ワウバイ キンバイ仙台 ワウシユクバイ佐州」と。
 陝甘・四川・チベットに分布。漢土全域び世界各地で観賞用に栽培。
 日本には、一説に寛永
(1624-1644)年間、一説に宝永(1704-1711)年間に渡来。
 ヨーロッパには、1844年フォーチュンが中国からもちこんだ。
 中国では、葉・花を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/337  
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「藤桂のるひ」に、「黄梅(わうばい) 花形梅花のごとく黄色なり。木ハかづらにもあらず。れんげう(レンギョウ)のるひ」と。

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