おがさわらびろう (小笠原檳榔)

 学名  Livistona boninensis (L.chinensis var.boninensis) 
 和名  オガサワラビロウ 
 科名(和)  ヤシ科 
  別名(和)   
 漢名   
 科名(漢)   
  別名(漢)   
 英名   


  2022/12/22 神代植物公園 (温室)
2024/03/03 同上 

 ビロウ属 Livistona(蒲葵 púkuí 屬)には、東&東南アジアの熱帯&亜熱帯・イエメン・ソマリア・オーストラリアに約30種前後がある。

  オガサワラビロウ L. boninensis(L.chinensis var.boninensis)
  ビロウ
(トウビロウ) L. chinensis(L.subglobosa;蒲葵・扇葉葵)
         
四国・九州・琉球・臺灣・廣東・海南島産 『全国中草葯匯編』上/874
  ゴウシュウビロウ L. decora 濠洲北東部産
  ヒマラヤビロウ L. jenkinsiana(美麗蒲葵)
東ヒマラヤ・インドシナ産
  セルダンヤシ L. saribus(L.cochinchinensis;大葉蒲葵)
廣東・雲南・インドシナ・マレシア産
  シマビロウ L. woodfordii(棉毛蒲葵)

   

 ヤシ科 Arecaceae(Palmae;棕櫚 zōnglǘ 科)については、ヤシ科を見よ。   

 ビロウは、漢語檳榔(ビンロウ, bīngláng)の音の転訛。
 ただし、漢名を檳榔という植物は 別属別種の ビンロウ Areca catechu(檳榔)。日本では、かつて檳榔に Livistona chinensis(蒲葵)をあてたことがあり、そのころの呼び方がビロウと訛って今日に及ぶ。 

 小笠原に産。 

  

  


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