ねずみもち (鼠黐) 

学名  Ligustrum japonicum
日本名  ネズミモチ
科名(日本名)  モクセイ科
  日本語別名  タマツバキ、テラツバキ
漢名  日本毛女貞(ニホンモウジョテイ,riben maonüzhen)
科名(漢名)  木犀(モクセイ,muxi)科
  漢語別名  
英名  Japanese privet
2007/06/04 跡見学園女子大学新座キャンパス内
2004/08/02 同上
2004/12/02 同上 2004/11/13 同左

 漢名を女貞というものは、トウネズミモチ L. lucidum。
 トウネズミモチに似ているが、葉の葉脈が半透明に透けない。
 イボタノキ属 Ligustrum(女貞屬)については、イボタノキを見よ。
 和名は、熟した実が 鼠の糞に似ていることから。
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)に、女貞は「和名太豆乃木、楊氏漢語抄云、比女都波木」と、栧は「漢語抄云、禰須三毛知乃木」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)32に、女貞は「ネズミモチノキ和名鈔 ネズモチノキ古歌 ネズミモチ ネズミノモチ越前 ネズミノキ備前備中 ネズミギ豫州 ネゾギ阿州 ネズツチヤウ防州 ネズミチヤウ長州 テラツバキ播州 ヤブツバキ東国 タマツバキ石州 カハツバキ雲州 イヌツバキ泉州 タニワタシ肥前、同名アリ フユナリ讃州」と、「円長実ヲ結ブ、鼠矢(ネズミノクソ)ノ形ノ如シ、熟シテ色黒シ、故ニ俗ニネズミノフン京師ト云、雲州ニテハ ネズミノコマクラト云」と。
 日本(関東南部以南)・朝鮮(南部)の暖地に分布。よく生垣・庭園樹などとして植える。
 
清少納言『枕草子』第40段「花の木ならぬは」に、「ねずもちの木、人なみなみになるべきにもあらねど、は
(葉)のいみじうこまかにちひさきがをかしきなり。」と。
 
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「玉つばき 葉もちのごとくにて丸し。色よし」と。

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