くまやなぎ (熊柳)
学名 |
Berchemia racemosa var. racemosa |
日本名 |
クマヤナギ |
科名(日本名) |
クロウメモドキ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
勾兒茶(コウジチャ,gōuérchá) |
科名(漢名) |
鼠李(ソリ,shŭlĭ)科 |
漢語別名 |
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英名 |
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2024/04/19 薬用植物園 |
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2024/05/15 同上 |
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2007/06/19 小石川植物園 |
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2008/07/01 同上
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2016/08 06 茅野市北山 |
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2023/12/03 薬用植物園 |
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辨 |
クマヤナギ属 Berchemia(勾兒茶gōuérchá屬)には、世界に約20種がある。
B. flavescens(B.hypochrysa;黃背勾兒茶・石蔓藤・牛兒藤)
B. floribunda (B.giraldina;多花勾兒茶・黃鱔藤・大葉勾兒茶・黑龍串筋・
・牛鼻拳・大葉鐵包金)
『雲南の植物Ⅱ』168 『中国本草図録』Ⅴ/2201
『全国中草葯匯編』上/777,下/37
var. megalophylla (大葉勾兒茶・黑龍串筋)
B. formosana(臺灣勾兒茶)
B. hirtella (大果勾兒茶・景東蛇藤) 『雲南の植物Ⅲ』180
B. kulingensis (牯嶺勾兒茶) 『全国中草葯匯編』上/636
ヒメクマヤナギ B. lineata (細葉勾兒茶・鐵包金・老鼠耳)
『中国本草図録』Ⅰ/0192 『全国中草葯匯編』上/700-701
ホナガクマヤナギ B. longiracemosa
オオクマヤナギ(ケオオクマヤナギ) B. magna(B. huana;大葉勾兒茶)
ウスバクマヤナギ B. ohwii
B. omeiensis(峨眉勾兒茶) 『中国本草図録』Ⅶ/3216
ミヤマクマヤナギ B. pauciflora
B. polyphylla (多葉勾兒茶) 『中国本草図録』Ⅵ/2716
var. leioclada (光葉勾兒茶・光背勾兒茶・鐵包金)
B. racemosa キュー植物園によれば、B.floribunda のシノニム
クマヤナギ var. racemosa(勾兒茶)
ウスゲクマヤナギ var. pilosa
ナンゴククマヤナギ var. luxurians
B. sinica (勾兒茶)
B. yunnanensis (雲南勾兒茶・牙公藤・金剛藤・鴨公靑・女兒勾)
『雲南の植物Ⅰ』169・『中国本草図録』Ⅶ/3216
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クロウメモドキ科 RHAMNACEAE(鼠李 shŭlĭ 科)については、クロウメモドキ科を見よ。 |
訓 |
「和名ハ熊柳ノ意ニテ其レガ山中ニ生ジ其莖強キ故熊ト云フナラン」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・臺灣・福建・江西・安徽兩湖・兩廣に分布。
花は8月に開き、果は翌年夏に熟する。 |
誌 |
中国では、根・根皮・葉を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/159 |
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