こむらさき (小紫)
学名 |
Callicarpa dichotoma |
日本名 |
コムラサキ |
科名(日本名) |
シソ科 |
日本語別名 |
コシキブ(小式部) |
漢名 |
白棠子樹(ハクトウシジュ,báitángzĭshù) |
科名(漢名) |
脣形(シンケイ,chúnxíng)科 |
漢語別名 |
小紫珠(ショウシジュ,xiăozĭzhū)、小葉鴉鵲飯(ショウヨウアジャクハン, xiaoye yaquefan)、山指甲(サンシコウ,
shanzhijia) |
英名 |
Chinese beauty-berry, Korean beauty-berry |
2024/06/15 植物多様性センター |
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2004/07/03 跡見学園女子大学新座キャンパス |
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2005/07/01 同上 |
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2004/09/21 同上 |
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シロミノコムラサキ f. albifructa
2005/09/04 昭和公園 |
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同上 2023/09/13 植物多様性センター |
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辨 |
園芸上しばしば紫式部と呼ばれているが、ムラサキシキブは同属異種。
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ムラサキシキブ属 Callicarpa(紫珠 zĭzhū 屬)については、ムラサキシキブ属を見よ。 |
訓 |
「和名ハ小紫ノ意ニシテ同屬ノ紫式部ニ似テ小ナレバ斯ク云フ、小式部ハ之レヲ紫式部ニ比シテ其小ナルヲ表セリ、紫式部竝ニ小式部ハ共ニ和歌ヲ善クセシ優婉ナル女性ナレバ乃チ其美麗ナル紫實ヲ着ケシ本品ヲ紫式部ト同ジ歌人ノ小式部内侍ニ擬セシナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)32 紫荊の条に、「紫珠ハコムラサキナリ、一名ミムラサキ播州 コメゴメノキ尾州、同名アリ」と。 |
説 |
本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・河北・河南・山東・兩湖・兩廣・貴州・ベトナムに分布。
日本では野生は少なく、観賞用に栽培。 |
誌 |
中国では、本種及び C.pedunculata(杜虹花・粗糠草)の茎・葉・根を紫珠と呼び、薬用にする。また、ムラサキシキブ属の多くの植物を 薬用にする。 |
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