からまつ (唐松) 

学名  Larix kaempferi
日本名  カラマツ
科名(日本名)  マツ科
  日本語別名  フジマツ(富士松)、ニッコウマツ(日光松)、ラクヨウショウ(落葉松)
漢名  日本落葉松(ニホンラクヨウショウ,riben luoyesong)
科名(漢名)  松(ショウ,song)科
  漢語別名  
英名  
2010/05/03 群馬県吾妻郡嬬恋村


2006/05/04 桧原都民の森
2007/06/02 神代植物公園
2008/07/24 長野県蓼科山
2006/10/26 長野県霧が峰
2006/10/26 長野県蓼科山御泉水
 カラマツ属 Larix(落葉松屬)は、北半球の山地に約12-16種がある。
   L. chinensis (太白紅杉・太白落葉松・樸松實)
 『中国本草図録』Ⅴ/2034
   オウシュウカラマツ L. decidua
   ダフリアカラマツ
 L. gmelinii(L.kamtschatica, L.dahurica;落葉松
        興安落葉松) 『中国本草図録』Ⅸ/4054
     グイマツ
(シコタンマツ) var.japonica(L.kurilensis, L.dahurica var.japonica)
     ホクシカラマツ var. principis-rupprechtii(L.rupprechtii)
   チベットカラマツ L. griffitiana
ヒマラヤ産
   カラマツ L. kaempferi(L.lepbolepsis)
   アメリカカラマツ L. laricina
北アメリカ全域に分布
   L. mastersiana(四川紅杉) 『中国本草図録』Ⅸ/4055
   チョウセンカラマツ L. olgensis var. koreana(L.gmelinii var.olgensis;
        黃花落葉松・長白落葉松・朝鮮落葉松)
 『中国本草図録』Ⅲ/1058
   オオミコウサン L. potaninii (紅杉) 『雲南の植物Ⅰ』42
     var. macrocarpa(大果紅杉) 『雲南の植物Ⅰ』43
   L. principis-rupprechtii (華北落葉松・霧靈落葉松・紅杉)
   シベリアカラマツ L. sibirica (西伯利亞落葉松) 
 マツ科 PINACEAE(松科)については、マツを見よ。
 和名は、嫩葉の形が唐絵に描かれる松の葉の形に似ているとして、江戸時代末期に植木屋が唐松と呼び始めたものという。
 なお、しばしば落葉松と書くのは当て字、富士松・日光松は産地に基づく命名。
 宮城県蔵王-石川県白山の間の、長野・山梨両県とその周辺及び日光の、標高1,000-2,800mの間に分布。火山性の土壌に生ずる。
 陽地を好み、山火事跡地などの先駆樹種となり、多く一斉林をつくって群生するが、極相林をつくることもある。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「松のるひ」に、「唐松(からまつ) 駿州富士ニ多クある故ニ、ふじ松共云。葉 成ほどみじかく青シ。春 出て、冬 落葉。此松ハ四季ニ色をわかつ。春の出葉 青ク見事にして、夏しげり、秋ハ黄ニ色付て えもいわれず、冬 落葉して 雪のふる比 たまらぬおかし」と。
 
   落葉松の萌黄の芽ぶき快楽の日は心臓にしのび来るかな
     
(島木赤彦『馬鈴薯の花』)


      からまつの林を過ぎて、
      からまつをしみじみと見き。
      からまつはさびしかりけり。
      たびゆくはさびしかりけり。
         
北原白秋「落葉松」(1921)より
 

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