じゃけついばら(蛇結茨)  狭義の

学名  Caesalpinia decapetala var. japonica (C.japonica, C. sepiaria var. japonica)
日本名  ジャケツイバラ (狭義の)
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  カワラフジ(河原藤)
漢名  
科名(漢名)  
  漢語別名  
英名  
2009/04/30 薬用植物園


 ジャケツイバラ属 Caesalpinia(雲實屬)には、世界の熱帯・亜熱帯を中心に約100-200種がある。
   シロツブ C. bonduc(刺果蘇木・臺灣雲實・老虎心)
かつてこの植物は C.crista と誤認されていた
   C. coriaria(狄薇豆;E.Divi-divi)
   ナンテンカズラ C. crista(C.nuga;大托葉雲實・華南雲實)『中国本草図録』Ⅸ/4186,Ⅶ/3172。
        
 『中国高等植物図鑑』は C.crista(大托葉雲葉・刺果蘇木)とC.nuga(華南雲實)を別に立てる。
   C. cucullata(大見血飛・見血飛)
   
ジャケツイバラ(広義) C. decapetala(C.sepiaria;雲實・雲英・天豆・草雲母・臭草・羊石子草・
        老虎刺尖・杉刺・水皂角・閻王刺・藥王子・牛王刺)
 『中国本草図録』Ⅲ/1201
     ジャケツイバラ
(狭義) var. japonica(C.japonica)
     var. pubescens(毛葉雲實・倒挂牛)
   C.digyna(肉莢雲實・二蕊蘇木)
   ベルナンブコ C. echinata(E.Brasil wood)
        
 中央・南アメリカで栽培。ブラジルの国名の由来になった。
   C. globulorum(蓮實藤)
   ハスノミカズラ C. major(C. minax, C.globulorum;
        喙莢雲實・南蛇■
{竹冠に勒}・蓮子■・石蓮■・苦石蓮)
   C. jayabo(蓮實藤)
   C. magnifoliolata(大葉雲實・鐵藤・刺藤)
   C. millettii(小葉雲實)
   C. minax(喙莢雲實・南蛇■
{竹冠に勒}・蓮子■・石蓮■・苦石蓮)
        
『中薬志Ⅱ』pp.105-106、『中国本草図録』Ⅰ/0115
   オウゴチョウ C. pulcherrima(金鳳花・蛺蝶花・黄蝴蝶・番蝴蝶・洋金鳳)
         『中国本草図録』Ⅰ/0116
   スオウ C. sappan(蘇木・棕木・蘇芳・赤木・紅柴)
        インド・マレー原産、東南アジア熱帯で栽培。暗赤色の染料。『倭名類聚抄』に
        
蘇芳、俗音須方と。『中薬志Ⅲ』pp.517-519、『中国本草図録』Ⅳ/1686
   C. sinensis(鷄嘴{竹冠に勒})
   C. vernalis(春雲實) 
 マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。
 そのジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae(雲實亞科)乃至ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae(雲實科)については、ジャケツイバラ亜科を見よ。 
 和名は、蔓性の茎曲りくねるさまを、蛇がとぐろを巻く姿に擬えて。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)雲実に、「和名波末佐々介」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)に、雲実は「和名波末佐々介」と、皂莢は「和名加波良布知、此俗云蛇結」と。皂莢はサイカチ
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)雲実に、「ハマサゝゲ
和名鈔 ヂヤケツイバラ大和本草ニ蛇結ト書ス コバンノキ葉ノ形ニヨル カハラフヂ花ノ形ニヨル サルトリイバラ泉州 サルカケイバラ紀州 サルトリグイ備前 ガンゼキイバラ丹後」と。
 日本(宮城・山形以南)・朝鮮・中国(長江以南)に分布。
 中国では、基本種の根・種子を薬用にする。


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