いすのき
学名 |
Distylium racemosum |
日本名 |
イスノキ |
科名(日本名) |
マンサク科 |
日本語別名 |
ユシノキ、ユスノキ、ヒョンノキ |
漢名 |
蚊母樹(ブンボジュ, wénmŭshù) |
科名(漢名) |
金縷梅(キンルバイ,jīnlǚméi)科 |
漢語別名 |
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英名 |
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2023/03/31 薬用植物園 |
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2010/04/11 神代植物公園 |
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虫癭 2008/03/16 神代植物公園 |
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辨 |
イスノキ属 Distylium(蚊母樹 wénmŭshù 屬)には、十数種がある。
D. buxifolium(小葉蚊母樹)
D. chinense(中華蚊母樹)
シマイスノキ D. lepidotum
D. myricoides(楊梅蚊母樹・夾心・萍柴・野茶)
イスノキ D. racemosum(蚊母樹)『中国本草図録』Ⅰ/0093
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マンサク科 Hamamelidaceae(金縷梅 jīnlǚméi 科)については、マンサク科を見よ。 |
訓 |
「和名ハ不明ニシテ從來正解ナシ、此樹ノ材ヲ櫛ニ作ル故くしのきノ名アリゆしのきト其發音相似タリ。ひょんの木ハ其蟲癭ヲ吹ク時ひょうひょうト鳴ル音ニ基ヅキシ名ナリ」(『牧野日本植物圖鑑』)。 |
説 |
本州(伊豆半島以西)・四国・九州・琉球・済州島・臺灣・浙江・福建・廣東に分布。
8-10種のアブラムシにより、さまざまな虫癭(虫瘤)ができる。 |
誌 |
虫癭はタンニンを含み、染料にする。 |
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