いぬざんしょう (犬山椒)

学名  Zanthoxylum schinifolium (Z.mantchuricum, Fagara schinuifolia, F.mantchurica)
日本名  イヌザンショウ
科名(日本名)  ミカン科
  日本語別名  
漢名  靑花椒(セイカショウ,qīnghuājiāo)
科名(漢名)  芸香(ウンコウ,yúnxiāng)科
  漢語別名  香椒子(コウショウシ,xiangjiaozi)、崖椒(ガイショウ,yajiao)、野椒(ヤショウ,yejiao)、靑椒
英名  
2008/05/22 薬用植物園
『中国本草図録』Ⅲ/1240を参照。
 サンショウ属 Zanthoxulum(花椒 huājiāo 屬)については、サンショウ属を見よ。
 「和名犬山椒ハさんせうニ似タレドモ用ヲ成サザル故云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)28に、崖椒は「イヌザンシヤウ」と。
 本州・四国・九州・朝鮮・遼寧以南五嶺以北に分布。
 中国では、果皮を花椒と呼び、種子を椒目と呼び、薬用にする。カホクザンショウを見よ。
 香辛料としては用いない。
 『花壇地錦抄』
(1695)巻三「山椒(さんせう)るひ」に、「いぬさんせう 料理ニ不用」と。

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