はりぎり (針桐) 

学名  Kalopanax septemlobus var. septemlobus (K.pictus)
日本名  ハリギリ
科名(日本名)  ウコギ科
  日本語別名  センノキ、ミヤコダラ、オオバラ
漢名  刺楸(シシュウ,cìqiū)
科名(漢名)  五加(ゴカ,wŭjiā)科
  漢語別名  茨楸(シシュウ,ciqiu)、棘楸(キョクシュウ,jiqiu)、野海桐
英名  
2009/04/09 神代植物公園 

2006/04/15 神代植物公園

2008/08/29 群馬県浅間高原

2009/11/06 京都府立植物園

2023/04/19 町田市
2023/04/20 同上

 ハリギリ属 Kalopanax(刺楸 cìqiū 屬)には、東アジアに1種がある。

  K. septemlobus
    ハリギリ
(センノキ) subsp. septemlobus(K.pictus;刺楸・灰楸・茨楸・棘楸)
        
 『中国本草図録』Ⅳ/1764
      ケハリギリ f. maximowiczeii(f.magnificus)
    リュウキュウハリギリ aubsp. lutchuensis
琉球産 
     
 ウコギ科 Araliaceae(五加 wŭjiā 科)については、ウコギ科を見よ。
 和名は、葉がキリに似て、枝に棘のあることから。
 『本草和名』食茱萸に、「和名於保多良乃美」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』海桐の条に、ハリギリは「イヌダラ
和州 ボウダラ紀州 オホダラ藝州 タラ備後 ミヤコダラ土州 カツタイギリ勢州 シゝダラ豫州 モミヂ泉州 カウチハ城州大悲山 コハチ同上 セノキ奥州 センノキ同上 アクダラ常州」と。
 北海道・本州・四国・九州・朝鮮・極東ロシア・遼寧・吉林・黑龍江・華北・華東・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南に分布。
 中国では、根・根皮・樹皮(川桐皮)・枝を薬用にする。『中薬志Ⅲ』p.412、『全國中草藥匯編 上』pp.147,487-488 『(修訂) 中葯志』V/348-352 


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