はないかだ (花筏) 

学名  Helwingia japonica
日本名  ハナイカダ
科名(日本名)  ハナイカダ科
  日本語別名  ママッコ、ヨメノナミダ、ツキデノキ
漢名  靑莢葉(セイキョウヨウ,qīngjiáyè)
科名(漢名)  靑莢葉(セイキョウヨウ,qīngjiáyè)科
  漢語別名  
英名  
2007/04/29 神代植物公園
雄株 雌株

2007/05/20 同上 (雌株)

2007/06/28 同上 (雌株)

 ハナイカダ科 Helwingiaceae(靑莢葉 qīngjiáyè 科)には、次の1属がある。 
 ハナイカダ属 Helwingia(靑莢葉 qīngjiáyè 屬)には、東アジア温帯・ヒマラヤに4種がある。

  H. chinensis(中華靑莢葉・葉長花)
 『雲南の植物Ⅱ』184・『中国本草図録』Ⅴ/2237
         陝甘・兩湖・四川・貴州・雲南・ミャンマー・タイに産
  H. himalaica(西藏靑莢葉・西南靑莢葉・葉上花)
         『雲南の植物Ⅱ』184 『中国本草図録』Ⅱ/0748 『全国中草葯匯編』下/194-195
         
兩湖・四川・貴州・雲南・チベット・ヒマラヤ・インドシナ産
  H. japonica
    subsp. japonica
      var. hypoleuca(白背靑莢葉・靑通草)
      ハナイカダ var. japonica(H.japonica f.lancifolia;靑莢葉・葉上花)
         
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・黄河以南・ヒマラヤ産
      コバノハナイカダ var. parvifolia
本州(関東南部以西)・四国・九州産
      var. szechuanensis(H.szechuanensis;四川靑莢葉)
四川産
    リュウキュウハナイカダ
(タイワンハナイカダ) subsp. liukiuensis(H.liukiuensis,
         H.japonica subsp.taiwaniana, H.formosana, H.japonica
         var.zhejiangensis;臺灣靑莢葉・浙江靑莢葉)
琉球・臺灣・安徽・浙江産
  H. omeiensis(峨眉靑狹葉・葉上花) 兩湖・廣西・四川・貴州・雲南産 『中国本草図録』Ⅶ/3263 
   
 「和名花筏ハ花ヲ載セタル葉狀ニ基ク」(『牧野日本植物図鑑』)。
 日本の各地に分布。雌雄異株。
 葉と果実を葉上珠と呼び、薬用にする。

 中国では、乾燥した茎髄を小通草と呼び薬用にする。キブシの誌を見よ。 



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