はまごう (浜ごう)

学名  Vitex rotundifolia (V.trifolia var.simplicifolia, V.trifolia var.unifolia, V.trifolia var.ovata, V.ovata)
日本名  ハマゴウ
科名(日本名)  クマツヅラ科
  日本語別名  ハマシキミ、ハマツバキ、ハウ、ハマホウ、ハマボウ、ハマハイ
漢名  單葉蔓荊(タンヨウマンケイ,danyemanjing)
科名(漢名)  馬鞭草(バベンソウ,mabiancao)科
  漢語別名  
英名  
2007/05/26 薬用植物園
2008/08/22 三浦市城ヶ島

 ハマゴウ属 Vitex(牡荊屬)には、次のようなものがある。
  セイヨウ(イタリア)ニンジンボク A. agnuscastus (E. chaste tree)
  V. canescens (V.quinata var.canescens; 灰毛牡荊・灰色黃荊)
       
 中国(兩湖・廣西・貴州・雲南)に分布
  V. cannabifolia → V.negundo var.cannabifolia
  V. chinense → V.negundo var.heterophylla
  V. microphylla(小葉荊) 『中国本草図録』Ⅷ/3774
  タイワンニンジンボク V. negundo(黃荊・五指柑・五指風・布荊)
 『雲南の植物Ⅱ』239
       f. laxipaniculata(疏序黄荊) 『中国本草図録』Ⅷ/3775
     ニンジンボク var. cannabifolia (V.cannabifolia; 牡荊)
     クサニンジン var. heterophylla (V.chinensis; 荊條・刻葉黃荊)
        『中国本草図録』Ⅳ/1822。中国(遼寧・河北・山東・山西・陝西
       
・甘肅・河南・江蘇・安徽・四川)に分布
  V. quinata(山牡荊・鶯歌・五葉牡荊・薄姜木・山蚊荊・布荊)
       中国(福建・兩湖・兩廣・雲南)・臺灣・インド・マレーシア・フィリピンに分布。 
       
『中国本草図録』Ⅸ/4317
     var. canescens → V.canescens
     var. puberula(微毛布荊・布荊) 『中国本草図録』Ⅷ/3776
  ハマゴウ V. rotundifolia(V.trifolia var.simplicifolia; 單葉蔓荊)
  ミツバハマゴウ V. trifolia(V.trifolia var.trifoliolata; 蔓荊・白布荊・
       白背木耳・海風柳・三葉蔓荊・蔓荊子) 日本(奄美大島以南)・中国(沿海部・雲南)
       ・東南アジア・フィリピン・ミクロネシア・オーストラリア・インド・アフリカ東部に分布。
       
『雲南の植物Ⅱ』240・『中国本草図録』Ⅳ/1823・『中国本草図録』Ⅴ/2278
     ヤエヤマハマゴウ var. bicolor
     var. simplicifolia → V.rotundifolia 
 クマツヅラ科 VERBENACEAE(馬鞭草科)については、クマツヅラ科を見よ。
 和名ゴウ・ホウの意味は不明。
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)に、蔓荊は「和名波末波非」と、荊は「奈末江乃木」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)32に、蔓荊は「ハマハヒ和名鈔 ハマシキミ ハマカヅラ ハマゴウ佐州 ハマツバキ同上 ホウ土州 ホウノキ同上 ハマバウ藝州、同名アリ ハマハギ雲州」と。
 日本(本州・四国・九州・琉球)・朝鮮・中国(沿海部・雲南)・東南アジア・ポリネシア・オーストラリアに分布。
 中国では、いくつかのハマゴウ属の植物を薬用にする。
 黃荊
   タイワンニンジンボクV.negindo(黃荊)
   ニンジンボクV.negundo var.cannabifolia(牡荊)
の 果実・根・茎・葉を、黃荊と呼び、薬用にする。また地方により、次のものを黃荊として薬用にする。
   V.negundo var.heterophylla(V.chinensis;刻葉黃荊)
   V.quinata(山牡荊)
     var.canescens(灰色黃荊)
 牡荊
   ニンジンボクV.negundo var.cannabifolia(牡荊)の果実・葉・根・茎・汁を 牡荊と呼び、薬用にする。
 布荊
   V.quinata(山牡荊)の根・心材を 布荊と呼び、薬用にする。
 蔓荊
   ハマゴウ V. rotundifolia(單葉蔓荊)
   ミツバハマゴウ V. trifolia(蔓荊)
の果実・葉・枝葉を、蔓荊と呼び、薬用にする。
『中薬志Ⅱ』pp.462-466 

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜トップ モクゲンジ イチイ アブラチャン タチバナ イロハカエデ 樹木譜index