ふじもどき (藤擬) 

学名  Daphne genkwa
日本名  フジモドキ
科名(日本名)  ジンチョウゲ科
  日本語別名  サツマフジ、チョウジザクラ
漢名  芫花(ゲンカ,yuánhuā)
科名(漢名)  瑞香(ズイコウ,ruìxiāng)科
  漢語別名  藥魚草(ヤクギョソウ,yaoyucao)・鬧魚草(ドウギョソウ,naoyucao)・毒魚、悶頭花(モントウカ,memtouhua)・黃悶頭花・頭痛花、泡米花(ホウベイカ,paomihua)、老鼠花、黃陽花、芫條花
英名  Lilac daphne
2007/04/12 明治薬科大学薬草園

 ジンチョウゲ属 Daphne(瑞香 ruìxiāng 屬)については、ジンチョウゲ属を見よ。
 「和名藤擬きハ其花紫色ナルヲ以テノ名ナリ、一名ハ丁子櫻ニシテ花ノ評語ナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。  
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)芫花に、「フヂモドキ 丁子ザクラ河州 サツマフヂ江戸及仙台 ゲンジサウ丹州」と。
 漢名芫花の義は未詳(本草綱目)
 種小名は、漢名の日本音。
 朝鮮(南部)・臺灣・華東・山東・華北・陝甘・両湖・四川・貴州に分布。
 日本には江戸時代初期に入る。
 観賞用に栽培。
 中国では、花蕾(芫花)及び根(芫花根)を薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.338-341 『全國中草藥匯編 上』p.449 『(修訂) 中葯志』V/220-225 

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