だけかんば (岳樺・嶽樺) 

学名  Betula ermanii var. ermanii
日本名  ダケカンバ
科名(日本名)  カバノキ科
  日本語別名  ソウシカンバ(草紙樺)、タケゾウシ・タケカンバ・タケシカンバ、エゾノダケカンバ、シラカンバ・シラハリ、ブタ・ブタカンバ、アツサ
漢名  嶽樺(ガクカ,yuèhuà)
科名(漢名)  樺木(カボク,huàmù)科
  漢語別名  
英名  Erman's birch
2010/05/03 群馬県 浅間高原

2010/08/26 長野県 志賀高原 

2007/08/31 群馬県 浅間高原
2006/10/26 長野県 蓼科山
 Betula ermanii には、次のような種内分類群を区別することがある。

  ダケカンバ var. ermanii
    アツハダカンバ f. corticosa
  アカカンバ
(ナンタイカンバ) var. subcordata
  キレハダケカンバ var. incisa
  コハダケカンバ var. parvifolia
  var. lanata
 ロシア(バイカル湖以東~沿海地方)産 
  var. macrostrobia(帽兒山嶽樺)
 黒龍江尚志帽兒山産 
  var. yingkiliensis(英吉里嶽樺)
 大興安嶺英吉里山産 

 カバノキ属 Betula(樺木屬)については、カバノキ属を見よ。
 タケカンバは、高山に生えることから。別名ソウシカンバ(草紙樺)は、剥した樹皮に字を書けることから。
 かばの語源については、かにはを見よ。
 これをアツサと呼ぶのは諏訪地方(武田久吉『民俗と植物』)
 北海道・本州(中部以北)・四国・朝鮮・長白山・興安嶺・極東ロシアに分布。シラカバより高いところに生える。
 

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