辨 |
Betula ermanii には、次のような種内分類群を区別することがある。
ダケカンバ var. ermanii
アツハダカンバ f. corticosa
アカカンバ(ナンタイカンバ) var. subcordata
キレハダケカンバ var. incisa
コハダケカンバ var. parvifolia
var. lanata ロシア(バイカル湖以東~沿海地方)産
var. macrostrobia(帽兒山嶽樺) 黒龍江尚志帽兒山産
var. yingkiliensis(英吉里嶽樺) 大興安嶺英吉里山産
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カバノキ属 Betula(樺木屬)については、カバノキ属を見よ。 |
訓 |
タケカンバは、高山に生えることから。別名ソウシカンバ(草紙樺)は、剥した樹皮に字を書けることから。
かばの語源については、かにはを見よ。 |
これをアツサと呼ぶのは諏訪地方(武田久吉『民俗と植物』)。 |
説 |
北海道・本州(中部以北)・四国・朝鮮・長白山・興安嶺・極東ロシアに分布。シラカバより高いところに生える。 |
誌 |
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