辨
訓
龍眠(リョウミン,lōngmín,りゅうみん)といえば、北宋の士大夫・李公麟(1049?-1106)が想起される(下欄の誌を見よ)。ただし賞梅・画梅などの故事は聞かない。
説
誌
李公麟(リコウリン,Lĭ Gōnglín,1049?-1106)、字は伯時、号は龍眠居士、安徽省舒城の人。1070進士、諸官に歴任し、1100致仕。蘇軾(ソショク,Sū Shì,号は東坡,1036-1101)・黃庭堅(コウテイケン,Huáng Tíngjiān,字は魯直,1045-1105)らと交善、画を善くして当時から著名。代表作は『五馬図』巻(東京国立博物館蔵)。