とうねずみもち (唐鼠黐)
学名 |
Ligustrum lucidum |
日本名 |
トウネズミモチ |
科名(日本名) |
モクセイ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
女貞(ジョテイ,nǚzhēn) |
科名(漢名) |
木樨(ボクセイ,mùxī)科 |
漢語別名 |
女楨(ジョテイ,nüzhen)、楨木(テイボク,zhenmu)、蠟樹(ロウジュ,lashu)・水臘樹、將軍樹(ショウグンジユ,jiangjunshu)、爆格蚤、冬靑子 |
英名 |
Glossy privet |
2007/05/30 小平市 |
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辨 |
ネズミモチに似ているが、葉の葉脈が半透明に透けて見える。 |
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イボタノキ属 Ligustrum(女貞 nǚzhēn 屬)については、イボタノキ属を見よ。 |
訓 |
漢名女貞について、李時珍は「此の木、冬を凌いで靑翠、貞守の操あり。故に貞女を以て之を状(あらわ)す」と。 |
深江輔仁『本草和名』(ca.918)女貞に、「和名美也都古岐、一名多都乃岐」と。
源順『倭名類聚抄』(ca.934)女貞に「和名太豆乃木、楊氏漢語抄云、比女都波木」と。 |
説 |
朝鮮・陝甘・華東・両湖・両広・西南に分布。中国では、生垣や シロロウムシ(白蠟蟲)の放養のために栽培する。
日本には明治初期に入り、今日では 庭・公園などに植栽。 |
誌 |
中国では、果実を女貞子女貞(ジョテイシ,nǚzhēnzĭ)と呼び、ならびに・樹皮・根を 薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.34-35、『全國中草藥匯編 上』p.137 |
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