えんごさく (延胡索) 

学名  Corydalis yanhusuo(C. turtschaninovii f. yanhusuo, )
日本名  エンゴサク
科名(日本名)  ケシ科
  日本語別名  
漢名  延胡索(エンコサク, yánhúsuǒ)
科名(漢名)  罌粟(オウゾク,yingsu)科
  漢語別名  元胡(ゲンコ,yuanhu)、玄胡索(ゲンコサク,xuánhúsuǒ)
英名  
2007/04/06 薬用植物園
2006/03/26 薬用植物園

 一説にチョウセンエンゴサク  C. remota Fisch. ex Maxim.(C.turtschaninovii Bess.;齒瓣延胡索・元胡)の一型とし、またエゾエンゴサク C. ambigua(迷延胡索)の変種とする。
 キケマン属 Corydalis(紫菫屬)の植物については、キケマンを見よ。
 唐代の名は玄胡索、玄とはその色を云い、索とはその苗を絡めて引っ張って遊ぶことから、という。
 のち宋の真宗(在位997-1022)の諱を避け、延胡索と改む。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』9(1806)に、「ツブテ江州 ゲモ南部」と。
 中国(河北・河南・山東・江蘇・安徽・湖北・浙江)に分布。  
 日本には享保(1717-1735)年間に入る。
 塊茎を薬用にする。日本薬局方にも載る。
 延胡索は、陳蔵器『本草拾遺』(739)に初見。当時の延胡索は東北方の蛮夷の地に産したもので、エゾエンゴサクなど北方系の種であったろうという。
 1127宋朝南遷して北方との交通が途絶え、南方系のエンゴサク C. yenhusuo などが利用されるようになったものであろう、という。
 
 今日の中薬「延胡索」は、
 『中薬志Ⅰ』
pp.263-264によれば C.bulbosa(延胡索・玄胡索)であるという。
 『全国中草薬匯編』『中薬大辞典』によれば、次のようなものを用いるという。
   本種 C. yanhusuo(延胡索)
 河北・山東・江蘇・浙江産
   エゾエンゴサク C. ambigua(迷延胡索)
 東北地方産
     var. amurensos(東北延胡索)
 東北地方産。『中国本草図録』Ⅱ/0578
   チョウセンエンゴサク C. remota Fisch. ex Maxim.
         (C.turtschaninovii Bess.;齒瓣延胡索・元胡)
          
東北に分布。『中国本草図録』Ⅱ/0580
     var. rotundiloba(圓齒瓣延胡索・元胡)
 東北に分布。『中国本草図録』Ⅰ/0081
     var. lineariloba(綫齒瓣延胡索・綫裂齒瓣延胡索・狹裂延胡索)
         
 東北に分布。『中国本草図録』Ⅳ/1644・Ⅴ/2115
     var. papillosa(瘤葉延胡索) 東北に分布。
     var. ternata(三裂延胡索) 東北に分布。
     var. pectinata(櫛裂齒瓣延胡索)
 承徳に野生
     f. punctata(斑葉延胡索) 東北に分布。
   C. hamosa(土延胡) 江蘇地方産
   C. bulbosa var. typica(C.remota Maxim.)
 朝鮮産 

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